http://www.asyura2.com/11/genpatu7/msg/524.html
(Le Japon craint des pluies radioactives: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110321-le-japon-craint-pluies-radioactives
日本/原子力
記事発表:2011年3月21日月曜日
最終更新:2011年3月21日月曜日
日本は放射能の雨を怖れる
RFI
3月21日に福島と東京で降った雨は、放射性降下物への住民の恐怖を引き起こしている。東京では雨は健康に危険だと示されていないようだが、厚生労働省は福島の人々に水道水を飲まないよう勧めている。もはや住民たちは、危機管理を批判されている菅直人首相ではなく、自衛隊を一層信頼するようになっている。
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
福島原発に雨が降る。細かい雨だ。東京にもやはり細かい雨が降る。風は放射性発散物を事故を起こした原子炉から南に、つまり、東京に押し出している。福島の周辺や東京で放射性微粒子が水道水から検出された。福島では厚生労働省が住民たちに水道水を飲まないよう勧めている。東京では水道水が汚染されていないかを人々は怖れている。
一部の国の大使館の屋根には放射能を測定する装置が据え付けられている。経済産業省が発表する放射能レベルは比べられている。それらは大使館が計測した数値と一致している。いまのところ降雨が人体の健康に危険とは示されていない。
菅直人首相は雨のために福島原発の近郊に行くことを取りやめた。これはおそらく言い訳だ。被災者は首相に会いたくないのだ。首相の危機管理が災害を拡大させていると、被災者たちは考えている。自衛隊は福島原発で任務に当たっている。同原発では3つの制御室で電気が復旧した。今や、被災者たちは一層の信頼を自衛隊に置いている。
(投稿者より)
福島原発の事故による放射能汚染の問題について、フランスRFIサイトが伝えています。誤訳があるかも知れません。ご容赦ください。
大使館の屋根の計器のことは知りませんでした。おそらくは、本国の関連機関とオンラインでつながっているのでしょう。そのような話は普通は秘密にされると思うのですが、外国人記者がはっきりと全世界に伝えるということは、日本の当局の発表が、そこまで信頼されていないという意味でしょう。
保安院の発表は、常に世界から疑われ、精査を受けているわけです。恥ずかしいことです。
下記は、「厚生労働省は住民たちに、水道水を飲まないよう勧めている」ことを伝えた、産経新聞の記事と、自治体の広報です。
(msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110321/fks11032111400002-n1.htm
福島県飯舘村で水道水の飲用控えるよう要請 「他に水がなければ飲んでも差し支えない」
2011.3.21 02:12
厚生労働省は21日、福島県飯舘村の水道水から1キロ当たり965ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。原子力安全委員会が定めた摂取制限基準の3倍超にあたる。
厚労省は同日、水道水を飲むことを控えるよう、同村に要請した。一方で、「手洗い、入浴などの生活用水としては利用可能。他に水がない場合は飲んでも差し支えない」と冷静な対応を呼びかけている。
(簡易水道の水 及び井戸水・沢水の飲用自粛のお願い:福島県相馬郡飯舘村サイト)
http://www.vill.iitate.fukushima.jp/vill_iitate/news_item.2011-03-16.6166347824#04
簡易水道の水 及び井戸水・沢水の飲用自粛のお願い
村民各位
平成23年3月21日
飯舘村長 菅野 典雄
村では、3月20日に村の簡易水道(滝下浄水系)で採取した水について、福島県原子力センター福島支所において水質検査を実施したところ、基準値(正常値)300ベクレル/kgを上回る値965ベクレル/kgが検出されました。
この基準は、飲用水としては好ましくないので、飲用を控えるよう国・県より指導を受けたところです。
また、簡易水道以外の井戸水・沢水についても同様の測定値が検出されることが推測されますので、飲用についてはできるだけ控えるようお願いいたします。
なお、代用の飲用水については、福島県災害対策本部と連携してペットボトルによる給水を実施します。
【本日(3/21)は、役場職員が全家庭に配布いたします】
村民の皆様には、当分の間、何かとご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
※飲用水としては、適当ではありませんが、洗濯や洗い物等については一切影響がありません。
水道水中の放射線物質が基準値を上回る場合の水道の対応について(注意点)
1.飲用(体内に入れること)を控えること。
2.生活用水(入浴、洗濯、洗い物)としての利用は問題ありません。
3.一時的に飲用しても直ちに健康に影響することはありません。
4.放射性物質は沸騰させても除去はできません。
※沸騰させることで、空気中に放射性物質を拡散させることになりますので、絶対にしないこと。
生活に必要な飲料水は村が準備いたします。
※配布方法は別途お知らせします。
(※2017.4.18 訳文を見直しました。)