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東京では、2020年五輪大会の大失敗に国民が尻込みする(RFI)

東京では、2020年五輪大会の大失敗に国民が尻込みする(RFI









(À Tokyo, le fiasco des JO 2020 effare les Japonais: RFI)

https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20221114-%C3%A0-tokyo-le-fiasco-des-jeux-de-tokyo-2020-effare-les-japonais





東京では、2020年五輪大会の大失敗に国民が尻込みする





発表 2022年11月14日 11:48







2020年夏季五輪大会の閉会式。2021年8月8日日曜日、日本・東京にて。AP - Lee Jin-man





ブルーノ・デュバル






日本ではパリ五輪大会の準備を人々が注視しており、「次の大会は浪費・汚いお金・予算の逸脱が無い、模範的なものになるだろうか?」という質問が絶えず返って来る程だ。そして、その時には列島は面目を失うだろうと、多くの日本国民は考えている。なぜなら、この分野では控えめに言っても、昨年の東京五輪が反面教師と見なされるからだ。





筆者はRFI東京特約記者、



日本の納税者にとって東京2020大会のための支払いは終わりでなかった。大会のために多額の費用を掛けて建設された6つのスポーツ施設のうち5つは、年間10億円(700万ユーロ近く)の営業赤字が見込まれている。



この五輪大会は、五輪史上最も高額な夏季大会だった。その時は130億ユーロの費用が掛かったとされた。組織委員会は、外国為替市場において昨年比で30%減価した現在の円レートに基づいて「100億」と低く評価している。日本のマスコミはこの予算上の操作を「不名誉な悪戯」と見ている。





東京2020大会は倣うべきでない例だ



何よりも、東京五輪は「汚職の大会」だったと、7月末にこの大会に関する巨大な不祥事が明るみに出た時に、金融系の大日刊紙・日経が書いた。それ以来、この事件はテレビニュースのトップから離れずにいる。「日本はいま東京五輪の1周年を祝っているが、どんでん返しがあった。大会組織委員会の卓越した理事・高橋治之氏が尋問を受け一時的に勾留された。彼には複数企業との間で、大会の公式スポンサー任命と引き換えに賄賂を受け取った容疑がある。」



更に―「竹田恒和氏はこのほどパーク24の役員を辞任した。同社は東京五輪の名誉を汚した不祥事で問題となった多くの企業の1つだ。既に3年前、彼は汚職疑惑により日本五輪委員会会長の辞任を余儀なくされた。それから―「勾留中の大手広告代理店ADK社長がこのほど自身の会社から辞任させられた!彼の補佐役の1人は捜査員に対し、ADKが大会のスポンサーになれるよう、求めに応じて2000万円のリベートを支払ったことを認めた。」



東京五輪の賄賂―事件の政治的な側面が判明! 今朝、与党内でいまなお強い影響力を持つ森喜朗元首相本人が証人として尋問を受けた」という話が更に聞かれた。





汚職事件に尻込みする日本国民



東京五輪の傍らで、少なくとも2億円(100万ユーロを上回る額)の賄賂が支払われた。日本国民はこれに憤っている。「私たちにはこの大会は目玉が出るほど高く付いた。更に、これを利用して懐を肥やした人々の存在が明るみに出た。正に二重の苦痛だ」と、ある男性は述べる。



「選手たちはこの大会のために全力を尽くした…この不祥事のために彼らの姿は永遠に汚された。酷いものだ。」しかし、このような声もある。「これら全ては1年掛かって発見された。当時は誰にも分からなかった。あるいは、誰もが目を閉じていたのかも知れない。」





2030 年冬季大会は御免だ!



羹に懲りて膾を吹く。世論調査によれば、2030年冬季五輪大会の日本招致を支持する人々は今や2分の1に過ぎない.



東京都民2人はこれに反対する。「お願いだから出費は止めよう。東京大会のように大失敗に転じる可能性があるのに、五輪という冒険に再び乗り出すなど駄目だ」と、1人は述べる。「この問題は国民投票で決めればいいのに!でも、当局が認めない。彼らは、人々にとって優先すべきはスポーツでなく購買力・雇用・給与だと、良く理解しているからだ」と、もう1人は怒って言う。



国際五輪委員会のトーマス・バッハ会長は、東京五輪について現時点で確認された逸脱行為や、更に、2030年冬季大会の招致についての不満を考慮し、10月中旬に予定していた日本訪問を取り止めた。今回の宣伝活動の目的だった招致については、北京や平昌で活躍した日本人選手が何人も参加を拒否している。彼らは自分の名前や姿がこのような選考に結び付くことを望んでいない。





►これも読む:五輪まで2年、2024 年パリ大会の主な課題





日本 五輪大会 汚職 財務 2024年五輪









(投稿者より)



"Chat échaudé craint l'eau froide" 「熱湯で火傷した猫は冷水を怖れる」、日本の諺では、これを「羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)」と言いますので、その通りにしました。



"Surtout, les JO de Tokyo ont été « les jeux de la corruption ». "「何よりも、東京五輪は『汚職の大会』だった。」綺麗事では済まないから電通が間に入ったことを忘れてはいけません。それでも、これまでは黙認されていた数々のことが最早そうで無くなった、ということに注目したいです。



札幌市が2030年冬季大会の招致を検討しています。58年振りに聖火が灯るのでしょうか?新幹線の開業は間に合いませんが、これは北海道経済再生の起爆剤に成るかも知れません。ただ、これだけの腐敗を目の当たりにすると、やはり尻込みしてしまいます。