ロシアの軍事的威圧に直面して不安を抱く日本 (RFI)
(Les Japonais inquiets face aux intimidations militaires russes: RFI)
https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20220415-les-japonais-inquiets-face-aux-intimidations-militaires-russes
ロシアの軍事的威圧に直面して不安を抱く日本
発表 2022年4月15日 16:26
東京のロシア大使館。 AP
文 RFI
全世界がウクライナに目を向けているが、その間にロシアは日本に対する軍事的威圧を強めている。この数週間、ロシア軍は列島のすぐ近くで前例のない規模の演習を度々実施している。日本に制裁の強化を断念させるためだ。モスクワと東京の間で緊張は日々高まっている…そして、この激化に日本国民は不安を抱いている。
報告 RFI東京特約記者、ブルーノ・デュバル
この1ヵ月足らずの間に3度、ロシアの大規模な軍事演習が日本の島・北海道から僅か数kmの千島列島で行われた。また同様に、日本海でもロシア軍が圧力を強めている。
4月14日木曜日、ロシアはそこで長距離巡航ミサイルを発射した。既に2月末に行ったようにだ。日本メディアはロシアの「ブーツの音」を話題にし、これがこれらの東京の人々を怯えさせている。
「今後、ロシアは日本を『非友好』国と見なす。遅かれ早かれ、このツケが回るのは確かだ…爆弾で破壊されたウクライナをテレビで見ていると、人口密度の非常に高い日本の都市にロシアのミサイルが落ちれば大虐殺になると考えてしまう。私はとても不安だ。」
「怖い。そのうち中国が台湾に侵攻するかも知れないとよく言われるが、その前に日本がロシアに攻撃されるのではないかとの思いがますます強くなる。全く安心できない…」
専門家たちによると、現在、少なくともロシアの戦闘爆撃機320機、駆逐艦260隻、原子力潜水艦数隻が日本の近くに駐留している。岸田文雄首相は「強い懸念」を表明したが、この度重なる威圧に直面して屈服することを拒否した。そして、日本の国民は彼の決意を歓迎しており、世論調査の回答者の大多数が制裁の緩和に反対している。
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日本 ロシア 防衛
―参考―