Covid-19:日本は2年間の閉鎖を経て国境を再び開く (RFI)

Covid-19:日本は2年間の閉鎖を経て国境を再び開く (RFI)









(Covid-19: le Japon rouvre ses frontières après deux ans de fermeture: RFI)

https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20220301-covid-19-le-japon-rouvre-ses-fronti%C3%A8res-apr%C3%A8s-deux-ans-de-fermeture





Covid-19:日本は2年間の閉鎖を経て国境を再び開く





発表 2022年3月1日 09:58







2022年2月18日、乗客たちが東京・羽田国際空港の到着ホールを通り抜ける。3月1日からは外国人も日本に来ることが可能だ。AFP - PHILIP FONG





RFI






東京はパンデミックの発生より厳しい国境閉鎖を続けていたが、このたび入国方針を僅かに緩めることにした。





報告 RFI東京特約記者、ブルーノ・デュバル



観光客はまだ歓迎されない。ウイルスの出現前に滞在ビザを取得したが、それから列島に居住する許可を待っている40万人の外国人―ビジネスマン・学生・実習生―が優先される。



しかし、それでも、彼ら全員が直ぐ日本に入れるわけではない。今後、日本への入国が認められる外国人は1日5,000人に限られ、1人もこれを超えることはない。



これは経済界の求める数より小さいが、東京都民にとってはこれだけでも多すぎる。「第6波が猛威を振るっている。3回目のワクチン接種を受けた国民は僅か20%だ。また、検査キットの不足により検査を受けることが出来ない。それでもなお、両手を広げて山ほどの外国人を歓迎することになった。お蔭でこの夏には私たちに第7波が来るだろう」と、ある居住者は怒りを語る



「重大な衛生危機のいま、優先すべきは開国ではなく予防原則だ」と、別の人が付け加える。回答者の大多数は国境を再び開くことに反対している。



教育と建設の業界で働くこれら企業経営者2人はこの例外だ。「2年間の孤立のために移民のための日本語学校が何百社も破産した。今回の国境の再開は余りに遅く余りに部分的だ」と、その1人は考える。「大部分の企業と同様に、我が社も少子化による人手不足のために定員を満たせずにいる。日本は否応無く移民労働者なしではやって行けない」と、他の人は心中を明かす。



しかし、衛生状況がいまなお不安定なため政府は薄氷を踏むような状態だ。流行病対策について世論の判断は厳しい。ましてや、今夏には与党にとって微妙な選挙が予定されている。





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