日本:フクシマから11年、一帯の放射能汚染は非常に高いままだ (RFI)

日本:フクシマから11年、一帯の放射能汚染は非常に高いままだ (RFI)









(Japon: onze ans après Fukushima, la pollution radioactive reste très élevée dans la zone: RFI)

https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20220210-japon-11-ans-apr%C3%A8s-fukushima-la-pollution-radioactive-reste-tr%C3%A8s-%C3%A9lev%C3%A9e-dans-la-zone





日本:フクシマから11年、一帯の放射能汚染は非常に高いままだ





発表 2022年2月10日 12:27







日本・福島原発の様子。Kazuhiro NOGI AFP / File





RFI






福島原発事故から10年以上が経ったが、原発敷地の近くの海域で驚くほど高いレベルの放射能汚染を示すメバル―スズキの一種―が捕獲された。この発見と時を同じくして、台湾が福島県産の食品に対する輸入制限を緩和した。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル



福島原発事故からほぼ11年が経ち太平洋の放射能レベルが正常に戻ったと、台湾は確信した。発電所の沖合では事実そうであり日本のトロール漁船は海に戻って行った。しかし、発電所の近くの海底と港はいまなお汚染が強い。





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放射能レベルの監視は続いている。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、捕獲物を検査した結果、メバルセシウム汚染が1キログラムあたり1,400ベクレルであることが明らかになった。日本政府は1キログラムあたり100ベクレルを超える魚の販売を禁止している。これらの放射性メバルの販売は直ちに禁止された。



2013年には、発電所の近くで捕獲されたメバルに似た魚に、法定上限の2,500倍を超える量の放射性セシウムが含まれていた。





影響は数世紀続くかも知れない



東京のNGOにとって、これと同等の高いレベルの汚染が魚から検出されたことは、福島原発事故が自然環境に及ぼす影響が数世紀とは言わないまでも数十年続くことを裏付けている。彼らは福島の漁師たちと一緒に、原発で貯蔵されている100万トンを超える処理済み汚染水の海への放出を中止する[投稿者の和訳よう、政府に強く求めている。



特に、原子炉の冷却により発生する水には濾過後もトリチウムが含まれる。海洋への水の排出は来年から始まり、30年続く予定だ。





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