貿易:米国が鉄鋼について日本と合意したと発表する (RFI)

貿易:米国が鉄鋼について日本と合意したと発表する (RFI)









(Commerce: les États-Unis annoncent un accord avec le Japon sur l'acier: RFI)

https://www.rfi.fr/fr/%C3%A9conomie/20220208-commerce-les-%C3%A9tats-unis-annoncent-un-accord-avec-le-japon-sur-l-acier





貿易:米国が鉄鋼について日本と合意したと発表する





発表 2022年2月8日 17:47







米国は日本製鉄鋼の輸入割当量について関税の撤廃を決めた。 SCOTT OLSON GETTY IMAGES NORTH AMERICA / AFP / File





RFI






米国当局は月曜日、ワシントンが日本製鉄鋼の輸入割当量について関税の撤廃を決めたことを発表した。今回の米国による最新のイニシアチブにより、トランプ時代から受け継いだ貿易紛争の解決が可能となる。この決定は、先の欧州連合との合意に続くものだ。





4月1日に発効するこの合意により、日本は125万トンを上限に無関税で鉄鋼の米国向け輸出が認められた。この割当量を超える分については、25%の関税が維持される。日本当局はこの部分的な解除と引き換えに、世界市場における鉄鋼の過剰生産能力と闘うための「具体的な措置」を取ることを約束した。



力を益々強める中国に立ち向かうために、ジョー・バイデン政権はアジアでの同盟を強化したいと考えている。更にこの合意により、ワシントンは一石二鳥の効果を得た。米国の鉄鋼業者がより安価な鉄鋼を買えるようにして彼らを保護しただけでなく、重要な同盟国との大きな紛争を解決したのだ。



何ヵ月もの間、日本当局はこの合意ついて交渉していた。発表後直ちに東京は肯定的な反応を示して今回の進展を歓迎しつつも、問題が完全に解決していないことを強調した。日本の米国向けアルミニウム輸出についてまだ考えの不一致があるのだ。こちらの輸出も2018年から10%の関税のために打撃を受けており、東京は解除を求めている。





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―参考―