日本のCovid-19:東京では、ワクチンパスポートの導入で人々の意見が分かれる (RFI)

日本のCovid-19:東京では、ワクチンパスポートの導入で人々の意見が分かれる (RFI)









(Covid-19 au Japon: à Tokyo, l'idée d'instaurer un passe sanitaire divise: RFI)

https://www.rfi.fr/fr/asie-pacifique/20211206-covid-19-au-japon-%C3%A0-tokyo-l-id%C3%A9e-d-instaurer-un-passe-sanitaire-divise





日本のCovid-19:東京では、ワクチンパスポートの導入で人々の考えが分かれる





発表 2021年12月6日 08:39・更新 2021年12月6日 08:40







2021年12月3日現在、東京の街頭ではこのように誰もがマスクを着用している。AP - Eugene Hoshiko





RFI






日本の専門家たちは、Covid-19感染症の第6波が1月にも日本を襲う事態を恐れている。さらに、韓国では感染数が再び増加している。また、オミクロン変異株が世界中に蔓延している。ここから日本国民を分断する問題が発生した。ワクチンパスポートの導入は必要か?それというのも、このようなパスポートは国内に存在しない。いずれにせよ、形式的かつ強制的な方法は取らないだろうが。





報告 RFI東京特約記者、ブルーノ・デュバル



日本では、商店で客の免疫状況を確認することは余り行われていない。この制度の運用は自主性に任されており、インセンティブとしての役割が期待されている。多くの場合、ワクチン接種証明書を提示するとクーポンや抽選券を貰えたり値引きして貰えたりする。



日本では、Covid-19との闘い[投稿者の和訳で強制的な措置を課すべきか?東京都民の意見は分かれている。「日本ではワクチン接種は義務でないので、ワクチンパスポートを押し付けるのは矛盾しているように思える」と、都民の1人は考える。



「そのようなパスポートはずっと前に導入されるべきだったと、私は思う。用心はいくらしてもし過ぎることがない。そうすれば多くの人々が確かに安心できるだろう」と、別の人は考える。ある女性は、「ワクチンが新しい変異株に対して有効かどうかは分からないので、寧ろ取り急いでPCR検査をもっと利用しやすくする必要がありそうだ」と主張する。



「大部分のサラリーマンと同様に、平日の夜、仕事の後で飲みに行くことがもう出来なくなったので、居酒屋に入るためにパスの提示が必要になっても私としては何も変わらなさそうだ…」と、別の都民は本筋を逸らす。別の東京人も同じような答えだ。「この忌まわしい変異株を会社に持ち込むリスクを冒さないために直ぐに家に帰るよう、私たちは上司から指示を受けている。」



日本国民の80%がワクチン接種を受けている。この国では、人々はマスクを決して外さず予防策にも真面目に取り組んでいる。そのため、政府はワクチンパスポートを押し付けるよりも、寧ろ今後も国民の公共心や規律性、更には社会的圧力を当てにした方が良さそうだ。日本では、誰でも常に非の打ち所のない行動を取ることが重んじられるからだ。





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