中国軍 インド国境に軍事施設の建設を決定(Sputnik日本)

中国軍 インド国境に軍事施設の建設を決定(Sputnik日本)









https://jp.sputniknews.com/asia/202109288721112/





中国軍 インド国境に軍事施設の建設を決定







© AP Photo / Indian Army





アジア





2021年09月28日 01:20






中国人民解放軍が東ラダックでの自軍の地位を強化するため、インドとの国境にあたる同地区に軍事施設の建設を積極的に続けているとインド軍諜報機関が明らかにした。ザ・タイムズ・オブ・インディア紙が報じた。





同紙の報道によれば、中国軍は東ラダックに兵士用に追加のモジュール式シェルターと新しい航空基地を建設している。インド諜報機関は、実効支配線の8つの前線地点にこうした建造物をすでに建設しているのを発見した。実効支配線は、インドと中国の双方が事実上承認した境界線となっている。







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インド軍と中国軍、チベット地域にホットライン設置






ザ・タイムズ・オブ・インディア紙によれば、中国はインドとの国境に沿って新たにいくつかの滑走路とヘリコプターの発着場を建設し、また、戦闘機および爆撃機を追加するためいくつかの国境地域で航空基地の近代化を図った。同紙によれば、このほかにも東ラダック近郊に中国は2つのロシア製地対空ミサイルシステムS-400を展開し、現在、これに関連したエアーターゲット発見用のレーダーシステムをテストしている。同紙は、「これらの軍事的準備は、中国が近い将来にラダックから軍隊を撤退させるつもりがないことを示している」と強調している。







通信社「スプートニク」は以前、今年8月からインドは、東南アジア地区や南シナ海、太平洋西部での米国とオーストラリア、日本の海軍の一連の共同演習に積極的に参加したと報じた。演習の目的は、インド政府によれば、友好国との軍事的協力の拡大にあるという。





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