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両岸の緊張が高まる中、台北は中国がタリバンを「模倣」しようとしていると非難する(Sputnik International)

両岸の緊張が高まる中、台北は中国がタリバンを「模倣」しようとしていると非難する(Sputnik International)









(Taipei Accuses China of Seeking to 'Emulate' the Taliban as Cross-Strait Tensions Ramp Up: Sputnik International)

https://sputniknews.com/asia/202108211083678039-taipei-accuses-china-of-seeking-to-emulate-the-taliban-as-cross-strait-tensions-ramp-up/





両岸の緊張が高まる中、台北は中国がタリバンを「模倣」しようとしていると非難する







XINHUA





アジア・太平洋





2021年8月21日 12:11 GMT(更新 2021年8月21日 12:25 GMT





記者 イリヤ・ツカノフ






台湾有事の際に米国が台湾を守るという考えを引っ込めるつもりはないという、インタビューにおけるジョー・バイデン氏の発言を受け、ホワイトハウスは木曜日、米国の台湾政策は「変わっていない」と主張した。中国メディアはこの大統領発言を激しく非難し、台北の「分離論者たち」に対して「バイデン氏が不注意に吐き出す痰の中を泳ぐ」ことのないよう警告した。





呉釗煥(Joseph Wu)・台湾外相は、中国がタリバン*を「模倣」しようとしていると非難すると共に、島に対する継続的な外交支援についてワシントンに感謝の言葉を述べた。





「台湾国民の希望や最善の利益を擁護していただき感謝している。これには民主主義と共産主義権威主義・人道に対する罪からの解放が含まれる。中国はタリバンの模倣を夢見ているが、率直に言わせて貰う。私たちは自衛の意志と手段を持っている」と、呉氏はツイートした。












この外交官は、中国がそのアフガニスタンスンニ派過激派集団を「模倣」しようとしているとは、どのような意味かについて詳しく述べなかったが、ネッド・プライス米国務省報道官の最近の記者会見の切り抜きをツイートに添付した。



プライス氏は木曜日に行われたブリーフィングで、米国は「台湾国民の希望や最善の利益に合致する両岸関係の平和的解決を引き続き支援する」と述べ、北京に対して「軍事・外交・経済の面で台湾に圧力を掛けることを止め、代わりに意味のある対話に取り掛かる」よう促した。



また同報道官は、「アフガニスタンであれ他の地域であれ、世界のどこで何が起きてもこれを変えることはない」と強調し、ジョー・バイデン大統領の台湾に関する最近の発言への賛意を明確に示した。



水曜日、バイデン氏はABCニュースへの話で、米国のアフガニスタン撤退と台湾・韓国・日本・NATOに対する米国の関与との間には、「根本的な違い」があると主張した。



「状況としては彼らは独立した存在であり、私たちが彼らと交わした合意に基づけば、その島や韓国では内戦が発生しているわけでない。そうではなく、この合意によれば、彼らは統一した政府を持っており、実際に悪者たちが自分たちに悪さを働かないよう努めている」と、バイデン氏は恐らく台湾のことを念頭に語った。



バイデン氏は、米国は「第5条(集団防衛の概要を示すNATO憲章の条項)に対する神聖な責務を果たしており」、この責務は日本や韓国、更に台湾に適用されると強調した。







© AP Photo / JEROME FAVRE

米国は中国の台湾侵略に「対応する」とバイデン氏が述べたために、ホワイトハウスはダメージ・コントロール・モードに入っている






あるバイデン政権高官は木曜日の大統領発言に立ち返り、ロイター通信に対し、米国の「台湾に関する政策は変わっていない」と述べると共に、ワシントンは今後も人民共和国を唯一の真の中国として認めるだろうと述べた。





金曜日、中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官はバイデン氏の発言に反応し、台湾は中国の譲れない一部であり、「国家の主権と領土の保全を守るという中国国民の決意・意思・強大な能力を何人も軽んじるべきでない」と、記者団に対して述べた。






中国の英語メディアは更に鋭い非難を与えた。執権政党・中国共産党の機関紙・人民日報の支援を得て発行される日刊紙・環球時報は、バイデン氏を「老いぼれ」と呼び、米国がアフガニスタンにおける敗北に「狼狽する」余りに、台湾について「空虚で無謀な」発言をしたと非難した





同紙は、バイデン政権が台湾を守るという大統領の明白な約束から身を引かないならば、「遥かに大きな海峡の嵐に備える必要がある」と、ワシントンに警告した。






同紙はまた、台湾与党・民主進歩党の「分離主義者たち」に「バイデン氏が不注意に吐き出す痰の中を泳ぐ」ことのないよう警告し、さらに、米国が台湾を「守る」ことは決してなく、中国発展の「抑え込み」を試みるために台湾を利用しようとしているだけだと仄めかした。





緊張を醸成する







People's Liberation Army News; Weibo

中国軍は、米国と台北の行動への対応として台湾近くで軍事演習を実施すると述べる






バイデン氏が就任直後に事実上の台北大使を1月の就任式に招待することを決定し、これが北京の怒りを招いたために、台湾は中米関係の悩みの種となった。台湾海峡における米海軍の「航行の自由」作戦の継続、米国から台北への武器販売、さらに、国務省台湾当局者を次回のオンライン「民主主義サミット」に招待することを計画したために、緊張は更に悪化した。



正式には中華民国として知られる台湾は、1949年に中国本土との関係を断った。これは、共産党軍が国民党の国家主義者たちに勝利し、彼らは島への逃亡を強いられためだ。人民共和国は台湾を中国の不可欠な一部と見なし、香港に適用された「一国二制度」モデルの下での平和的統一政策を約束した。1980年代から1990年代に、北京と台北は経済関係や非公式な外交関係を改善させた。しかし、台湾の現在の与党・中道左派リベラルの民進党は統一に反対を表明しており、このために緊張の激化・様々な分野における脅威・外交軍事面における一連の緊急事態が発生している。





*タリバンは、ロシアやその他の国々でテロリスト集団として認定されている。





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―参考―