「2021年4月、日独2+2」(Sputnik日本)

「2021年4月、日独2+2」(Sputnik日本)









https://jp.sputniknews.com/politics/202104138313574/





日独外務防衛閣僚会議「2プラス2」 インド太平洋地域における連携など確認







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政治





2021年04月13日 19:50(アップデート 2021年04月13日 21:12)






日本時間13日午後、日独の外務および防衛担当閣僚が初の「2プラス2」会合を実施した。会合は約1時間30分におよび、インド太平洋における安全保障を中心に意見交換を行った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、会合はテレビ会議で行われた。日本外務省がHPで内容を報告している。





日本からは茂木外務大臣と岸防衛大臣ドイツ連邦共和国からはマース外務大臣とクランプ=カレンバウアー国防大臣が出席。4閣僚は日独交流160周年を迎える節目の年に、日独間で初めての「2プラス2」を開催することを歓迎し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて両国で緊密に連携していくことを確認した。



日本外務省HPによると、ドイツ側から海軍フリゲートのインド太平洋地域への派遣について説明。日本側はドイツの同地域への関与の強化を歓迎した。



両国は先月、情報保護協定に署名しており、これに基づき防衛装備品分野での協力等、両国の安全保障協力を一層推進していくことで一致した。



地域情勢および国際舞台での協力について4閣僚は、まず東シナ海および南シナ海などの情勢について意見交換。日本側から最近の中国の動向について深刻な懸念を表明し、香港情勢や新疆ウイグル自治区の人権状況について懸念を共有した。



北朝鮮についても、同国によるミサイル発射は国際社会全体にとって深刻な課題であること、北朝鮮のすべての大量破壊兵器および弾道ミサイルの廃棄に向け、安保理決議の完全な履行が不可欠であることをあらためて確認した。



またロシア、イラン等についても意見交換し、緊密に連携していくことで一致している。





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https://jp.sputniknews.com/politics/202104138314902/





日本 独フリゲート艦と自衛隊の共同訓練をドイツに提案







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政治





2021年04月13日 22:15(アップデート 2021年04月13日 22:22)






日本とドイツ両政府は13日、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)をテレビ会議形式で行った。この会合で日本政府は、今夏ドイツ海軍がフリゲート艦をインド太平洋地域に派遣する際に、自衛隊との共同訓練を行うことを提案した。ロイターが報じている。





この会合には日本の茂木外務大臣と岸防衛大臣、ドイツのマース外務大臣とクランプ=カレンバウアー国防大臣が出席した。







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日米仏、5月中旬に陸上自衛隊霧島演習場で訓練






ロイターが日本の外務省の発表を引用したところによると、両政府はこの提案を引き続き調整していくことで一致した。



両政府は、東シナ海および南シナ海の状況について意見交換を行い、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持していく重要性を確認した。会合で日本側は、中国が施行した海警法について取り上げ、これらの海域での中国の動向に関して強い懸念を示した。



ドイツ政府関係者は3月、フリゲート艦1隻が8月にドイツを出港し、アジア太平洋地域に向かうことを明らかにした。ドイツの軍艦が南シナ海を航行するのは2002年以来のことになる。





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