「トリチウム『ゆるキャラ』化の顛末」(Sputnik日本)

トリチウムゆるキャラ』化の顛末」(Sputnik日本)









https://jp.sputniknews.com/japan/202104148317002/





日本の復興庁、放射性物質トリチウムを「ゆるキャラ」化 







© 写真 : Reconstruction Agency





日本





2021年04月14日 18:35(アップデート 2021年04月14日 20:02)





トピック 福島第一原発の処理水海洋放出






日本の復興庁は13日、東京電力福島第1原子力発電所から海洋放出されるトリチウムを含む処理水の安全性をアピールする動画とポスターを公開した。この中では、放射性物質トリチウムがかわいらしいキャラクターとして描かれている。





復興庁は、福島第1原発から海洋放出されるトリチウムを含む「ALPS処理水」について知ってほしいこととして、「トリチウムは身の回りにたくさんある」、「トリチウムの健康への影響は心配ない」、「取り除けるものは徹底的に取り除き、大幅に薄めてから海に流す」とし、「世界でも既に海に流している」と紹介している。



一方、トリチウムがかわいらしいキャラクターとして描かれていることに、批判の声が上がっている。このニュースは世界のSNSで瞬く間に拡散され、多くの人がトリチウムの「ゆるキャラ」化を批判している。



中国のSNSには、海にゴミを捨てることを非難するドラえもんや、福島の原発から海に放出される処理水を見ているゴジラが登場した。











日本のイッター上でも激しい議論が巻き起こっている。

























© AFP 2021 / Toshifumi Kitamura

米国、韓国、中国、グリーンピース、IAEAなどが反応 福島第一原発の処理水海洋放出決定で






日本の加藤官房長官14日の記者会見で、トリチウムのキャラクターについて「趣旨やどういう使われ方をしているか承知していないので、一概に申し上げることはできない」と述べた上で、「政府としては、風評対策、国民の理解を深めるための対応、そして私どもの対応に対して国民や地域の皆さんがいろいろな思いを持たれていることもしっかり受け止めながら、取り組みをしていきたい」と語った。



日本政府は13日、福島第1原発で増え続ける処理水の処分に関し、海洋放出の方針を正式決定した



この決定に関する反応は様々で、賛成派と反対派に分かれている





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トピック 福島第一原発の処理水海洋放出





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https://jp.sputniknews.com/japan/202104158318699/





トリチウムの「ゆるキャラ」化に批判 日本の復興庁、動画などの公開休止







© 写真 : Reconstruction Agency





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2021年04月15日 17:35





トピック 福島第一原発の処理水海洋放出






日本の復興庁は13日、東京電力福島第1原子力発電所から海洋放出されるトリチウムを含む処理水の安全性をアピールする動画とチラシを公開したが、批判が相次いだため、14日に公開を休止した。





復興庁は13日、「ALPS処理水について知ってほしい3つのこと」というタイトルで動画とチラシを公開した。この中では、放射性物質トリチウムがかわいらしいキャラクターとして描かれており、国内外から批判の声が上がった







© AFP 2021 / Kazuhiro Nogi

福島県が容認する容認しないという立場にあるとは考えていない=福島県知事 福島原発処理水の海洋放出について






復興庁は14日、相次ぐ批判を受け、公開を休止した。同庁は「放射線というテーマは専門性が高く、分かりづらいことから、できるだけ多くの国民の皆様に、一般の消費者の方々に関心を持っていただき、科学的根拠に基づく正しい情報を知っていただくために、イラストを用いて分かりやすく解説した」と説明しているが、批判を受けて公開を休止し、「トリチウムのデザインを修正」するとしている。



日本のマスコミによると、動画やチラシは数百万円を使って作成されたという。





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※ 2021.4.16 記事を追加し、見出しを変更しました。