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「福島第一原発の処理水、海洋放出を政府が決定、海外・NPOの反応」(BBC NEWS JAPAN・Sputnik日本)

福島第一原発の処理水、海洋放出を政府が決定、海外の反応」(BBC NEWS JAPAN・Sputnik日本)









(BBC NEWS JAPAN)

https://www.bbc.com/japanese/56728227





福島第一原発の処理水、海洋放出を政府が決定





2021年4月13日







Reuters

処理された水は東電の保有する巨大なタンクに保管されているが、2022年には満杯になる。タンクを設置する土地も底をついている






日本政府は13日、東日本大震災で破壊された東京電力福島第一原子力発電所から排出されている放射性物質を含む100万トン以上の処理済みの汚染水を、福島県沖の太平洋に放出する計画を承認した。



この水は、同原発の核燃料を冷却するために使用されているもの。飲料水と同じ放射能レベルまで希釈してから放出する予定。放出は2年後に始まるという。



数年にわたる議論の末に最終決定が下された。放出計画は完了までに数十年がかかるとみられている。



しかし地元の漁業団体に加え、中国や韓国などがこの計画に反対している。





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放射性物質を含んだ水は現在、複雑なろ過プロセスで処理されている。ほとんどの放射性物質が取り除かれているものの、トリチウムなどが残存している。



処理された水は東電の保有する巨大なタンクに保管されているが、2022年にはタンクが満杯になり、新たに設置する土地も底をついている。



ロイター通信によると、現在、約130万トンの放射性物質を含む水が保管されている。これはオリンピック競技用のプール500杯分に相当するという。





反対派の意見は



環境保護団体グリーンピースなどは長年、この水の海洋放出に反対してきた。



グリーンピースは、日本政府の計画は「福島の人々をまた裏切る行為だ」と批判している。



国内の漁業従事者からも反対の声が上がっており、この海域での海産物が売れなくなると懸念している。



また、近隣国からもこの決定に対する批判が出ている。韓国外相は12日、決定に先駆けて「遺憾の意」を示した。



中国外交部の趙立堅報道官は、日本に「責任ある行動」を求めた。



「国際的な公共利益と中国国民の健康と安全を守るため、中国は外交チャンネルを通じて日本に深い懸念を伝えた」



一方でアメリカは、「日本は世界的に容認されている核の安全基準を適用している」とみられると述べ、日本の決定を支持する姿勢を見せている。





水はどれくらい安全なのか



日本政府は、処理水はほとんどの放射性物質が取り除かれ、大幅に希釈されるため、海に放出しても安全だと主張している。



国際原子力機関IAEA)は、各国のほかの原発で行われている排水放出に似ているとして、この計画を支持している。



IAEAのラファエル・マリアーノ・グロッシ事務局長は、「海洋放出はどこでもやっている。目新しいことではなく、スキャンダルでもない」と話した。



科学者も、水に残留している放射性物質は、大量に接種しなければ人体に影響はないと説明。希釈した処理水には科学的に検知できるリスクはないとしている。





東日本大震災から10年



2011年3月11日に東日本を襲ったマグニチュード9の地震は、高さ15メートルの津波を引き起こした。



福島第一原発では、原子炉のメルトダウンを防ぐシステムが揺れに耐えたものの、津波によって大きなダメージを受け、3機の原子炉がメルトダウンした。



第一原発の冷却システムは数日にわたって止まり、大量の放射性物質が放出された。このメルトダウンは1986年のチェルノブイリ原発事故以来、最悪の原発事故だった。



地震津波によって約1万8500人が死亡・行方不明となり、16万人以上が避難生活を余儀なくされた。







3つの被災……そして復興 東日本大震災福島原発事故から10年





(英語記事 Japan approves releasing Fukushima water into sea











(Sputnik日本)

https://jp.sputniknews.com/japan/202104138314453/





米国、韓国、中国、グリーンピースIAEAなどが反応 福島第一原発の処理水海洋放出決定で







© AFP 2021 / Toshifumi Kitamura





日本





2021年04月13日 20:20(アップデート 2021年04月14日 17:34)





トピック 福島第一原発の処理水海洋放出






日本政府は13日、福島第一原発事故の処理水を海洋に放出することを決定した。この決定に関する反応は様々で、賛成派と反対派に分かれている。米国務省、国際環境グリーンピース・ジャパン、韓国、中国当局がそれぞれ反応を明らかにした。





日本政府は、事故が起きた福島第一原子力発電所から放射性物質をほとんど含まない処理水を海洋に放出することを正式に許可した。放出の準備には約2年かかり、この間に追加機材の準備やテストなどが行われる。菅義偉首相は、日本政府が福島第一原発の処理水を海洋に放出する点における安全性を保証していると述べた。





国務省の反応







© CC0 / Pixabay/Pexels

福島第1原発からの放水は危険か? その主な問題点とは? 福島県地域漁業復興協議会の委員のコメント






国務省のネッド・プライス報道官は12日に発表した声明の中で、日本当局はこの決定を下す際に透明性を確保し、可能な行動の「選択肢の検討」を行い、それらの選択肢から得られる結果を評価していると述べた。





グリーンピース・ジャパンの反応



グリーンピース・ジャパンは、日本政府の今回の決定を、福島の住民、日本全体、そしてアジア太平洋地域の「人権と利益を完全に無視している」と強く批判した。





韓国の反応



韓国政府は、日本当局の決定について強い遺憾の意を表明した。また日本政府に対し、事故が起きた福島第一原子力発電所の汚染水を浄化するプロセスについて、情報をすべて公開する必要があるとの考えを示した。韓国外務省によると、韓国外務省の崔錘文(チェ・ジョンムン)第2次官が相星孝一・駐韓日本大使を呼び、この要求を伝えたという。





中国の反応



中国外務省は、中国は事故が起きた福島第一原子力発電所の使用済みの汚染水を海洋に放出するという日本の決定を極めて無責任なものだとみているとの声明を出した。中国は日本に対し、この問題を再検討し、責任を示し、全面的に協議することなく海洋に放出しないように求めた。





国際原子力機関の反応



国際原子力機関IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は13日、福島第一原子力発電所の処理水を海洋に放出するという日本の決定は、世界各地の原発で行われている排水放出と同等のものであり、IAEAの監督下で行われるだろうと述べている。





トピック 福島第一原発の処理水海洋放出





タグ 福島, IAEA







―参考―