【米大統領選2020】トランプ氏、「整然とした」政権移行を言明 動画を投稿 (BBC NEWS JAPAN)

米大統領選2020】トランプ氏、「整然とした」政権移行を言明 動画を投稿 (BBC NEWS JAPAN)









https://www.bbc.com/japanese/55583660





米大統領選2020】トランプ氏、「整然とした」政権移行を言明 動画を投稿





2021年1月8日







トランプ米大統領、「整然とした」政権移行を表明 議会襲撃を非難





ドナルド・トランプ米大統領は7日夜、ツイッターに動画を投稿し、「整然とした」政権移行を約束した。前日には支持者が連邦議会になだれ込み、国際的な批判を招いていた。



トランプ氏のツイッターのアカウントは、暴力を扇動するとして12時間凍結されていたが、解除された。



今回の動画での発言は、大統領選での敗北を初めて公に認めたものと受け止められている。





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トランプ氏は、連邦議会で暴徒による「極悪な攻撃」があったと非難。そのうえで、「新政権が1月20日に発足するという選挙結果を議会が認定した」、「私はなめらかで整然とした、途切れることのない政権移行に注力する。今は癒やしと和解の時だ」と述べた。



一方で、「素晴らしい支持者たち」をたたえるとともに、「私たちの驚異的な旅路は始まったばかりだ」と約束した。



議会への侵入の発端となった、大統領選で不正があったとの根拠のない主張については、ほとんど触れなかった。トランプ氏は6日、ホワイトハウス周辺での支持者集会で、議会に向かうよう参加者らに呼びかけた。







トランプ氏支持者の集会が米議事堂に侵入するまで 死者も





州兵の派遣めぐり矛盾



トランプ氏の支持者による侵入があった当時、議場では大統領選の結果認定が進められていたが、マイク・ペンス副大統領や議員らは一時避難を余儀なくされた



7日の動画でトランプ氏は、議事堂への侵入者を排除するよう、州兵を「直ちに派遣した」と述べた。しかし一部の米メディアは、トランプ氏が派遣をためらい、ペンス副大統領に命令を任せたと報じた。



任期が残り13日となったトランプ氏に対しては、民主党幹部らから罷免を求める声が上がっている。



ミシェル・オバマ前大統領夫人は7日の声明で、議会の混乱はトランプ氏の責任だと主張。米ツイッターに対し、トランプ氏の利用を永久に禁止し、「このモンスターのような行動をやめさせる」よう求めた。





政権関係者が次々辞任



議会襲撃を受けて、トランプ政権関係者の辞任が相次いでいる。7日にはエレイン・チャオ運輸相が事態を「深く憂慮」しているとして辞任を発表。同日夜にはベッツィ・デヴォス教育長官が、襲撃はトランプ氏によって扇動されたと述べ、閣僚としては2人目となる辞任を表明した。



ほかにも、元首席補佐官のミック・マルヴェイニー北アイルランド特使や、メラニア・トランプ大統領夫人の首席補佐官ステファニー・グリシャム氏らが辞任。国務省ではトランプ氏について「職務に不適格」とツイートした補佐官が解任された。





トランプ氏の罷免を要求



民主党幹部のナンシー・ペロシ下院議長とチャック・シューマー上院院内総務は、トランプ氏が「暴動を扇動」したとして、ペンス副大統領と閣僚にトランプ氏を罷免するよう求めている。



2人は憲法修正第25条を適用して解任するべきだと主張。同条項では、大統領が病気など身体・精神の不調により職務を果たせなくなった場合、副大統領が代行する手続きを定めている。



ただ、これにはペンス氏と、少なくとも閣僚8人が同条項の発動に賛成する必要があり、実現の可能性は低いとみられている。



ペロシ氏は、ペンス氏が行動を起こさない場合、下院がトランプ氏の弾劾に向けた手続きを再び進めるとの意向を示している。しかし、弾劾には上院で3分の2以上の議員の賛成が必要なことから、これも容易には実現しそうにない。



こうした中、米紙ニューヨーク・タイムズは関係筋の話として、トランプ大統領が任期終了直前に自らに恩赦を与えることを示唆していると伝えた。大統領が自分自身に恩赦を与えられるかどうか、その合法性は立証されていない。





警察への批判



トランプ氏の支持者らが議会に乱入するのを止められなかったことに対し、警察への批判が高まっている。



ジョー・バイデン次期大統領は、「もし議会を襲ったのが『Black Lives Matter(黒人の命も大事だ)』運動のデモ隊だったら、昨日議会を襲ったごろつき連中とはまったく別の扱いを受けたはずだ」と強く非難した。







バイデン次期米大統領、BLMだったら警察の対応は違っていた 議会襲撃で





当時の様子をとらえた複数の写真や映像からは、暴徒らが議事堂内部を歩きまわれる状況だったことがわかる。



下院では女性1人が警官によって銃撃され、その後に死亡が確認された。警察は発砲した警官を休職処分にした。



首都ワシントンの警察は、これまでの逮捕者は68人に上っていると発表。そのうち、首都圏在住者は1人だけだとした。



連邦捜査局(FBI)は、侵入者たちの身元特定を進めるとともに、情報提供を求めている。司法省は逮捕者について、暴動や反乱、政権打倒扇動の共謀などの罪で起訴される可能性があるとしている。



ワシントンの連邦検事によると、逮捕された1人は、軍事用の自動小銃と11個の火炎瓶を所持していたという。







トランプ氏支持者たちが米議事堂に侵入する瞬間





7日からは、議事堂を囲むように高さ2メートルのフェンスの設置が進められている。最短でも1カ月間は設置したままになる。



下院の警備責任者はすでに辞任。シューマー上院院内総務は、上院の警備責任者の解任を要求している。



報道によると、米議会警察(USCP)のスティーヴン・サンド長官もペロシ氏の要求を受け、16日をもって辞任するという。





亡くなった人たち



6日の議会における騒乱では、5人の死亡が確認されている。



警官に撃たれて死亡したのは、カリフォルニア州サンディエゴ在住で元空軍兵士のアシュリ・バビットさん(35)。







Twitter/Ashli Babbitt

トランプ氏支持のボート集会に参加したバビットさん(右)






警察によると、さらに3人が議会敷地内で、医療上の緊急事態によって亡くなった。氏名が7日に発表され、ペンシルヴェニア州のベンジャミン・フィリップスさん(50)、アラバマ州のケヴィン・グリーソンさん(55)、ジョージア州のロザンヌ・ボイランドさん(34)とわかった。グリーソンさんの遺族は、死因は心臓発作だったと述べた。



また、USCPはこの件に絡んでブライアン・シックニック巡査が死亡したと発表した。



USCPは声明で、シックニック巡査は議事堂内で「抗議者と相対している時にけがを負い」、その後に倒れたと説明。病院に運ばれたが、死亡したという。



USCPはシックニック巡査の死亡について捜査を行うとしている。



警察は6日、騒動で警官14人が負傷したと発表した。





(英語記事 Trump commits to 'orderly' transition of power







―参考―

トランプ氏の演説の全文です。












(投稿者より)



国会議事堂襲撃事件の直ぐ後にトランプ大統領が発表した声明です。大統領はこれをツイッターに投稿しましたが、ツイッターは速やかにこれを削除しました。これについて、大統領が暴徒に帰宅を促すメッセージを発することが反乱法の発動要件になるため、反乱法の発動を怖れた相手側が速やかな対応に出た、との指摘がありました。真相は分かりません。



それでも、Youtubeにスカイニュースが投稿した動画が残っていました。大紀元日本のツイッター・アカウントが声明の日本語訳を投稿していましたので、これを動画の下に付します。











あなたが痛み、傷ついているのが分かる。

皆さん知っての通り、私たちは、大勝利だった選挙を盗まれた。しかし、あなたは今、家に帰らなくてはならない。

私たちは、平和でなくてはならない。ツイート



法と秩序を維持し、法と秩序を維持する偉大な人たちを尊敬しなければならない。私たちは、誰も傷つけたくない。

とても厳しい時間だった。かつてこんな時はなかった。こんな事が起こってしまった。私たちみんなから、私から、あなたから、この国から奪ってしまえるようなときはなかった。ツイート



詐欺的な選挙だ。しかし私達は、相手の思うツボに嵌ってはならない。私達は平和でなければならない。だから家に帰るのだ。

私達は、貴方を愛している。貴方はとても特別だ。何が起きたか目撃したね。とても酷く、とても悪く扱われた人達を目撃したね。あなたがどんな気持ちか分かる。ツイート



しかし今は家に帰るのだ。平和に帰るのだ。ツイート






民主党別働隊のANTIFAとワシントン警察当局が共謀して、警備する警官隊がトランプ支持者に偽装したANTIFAメンバーを国会議事堂に入れたのでした。興奮した一部のトランプ支持者も一緒に入りましたが、この1人が警官に射殺されました。



大統領はこの前日、"Memorandum on Inadmissibility of Persons Affiliated with Antifa Based on Organized Criminal Activity" 「組織犯罪活動に基づくアンティファに所属する者の不許可に関する覚書」を発表しています。この中に、"The Department of Justice has already publicly confirmed that actions by Antifa and similar groups meet the standard for domestic terrorism." 「司法省は既に、アンティファや同様の諸集団による行動が国内テロリズムの基準を満たしていることをに公に確認している。」との記述があります。



今後、国務長官が司法長官や国土安全保障長官と協議して、ANTIFAを更に国際テロ組織に認定するかどうかを決めることになりますが、認定されればその関係者や取引先も制裁の対象になります。



ところで、開票データがドイツのサーバーを経由してローマの米国大使館内に送られそこで操作された手口を、退役したCIAの元支局長が語った動画がYoutubeに投稿されています。その概要を藤原直哉氏がツイートしています。「バイデン・ジャンプ」の真相のようです。









開票のデータはインターネットを通じてドイツのサーバー経由、ローマのイタリア大使館に入ってきた。米国務省の人が責任者となって票のすり替えをやった。ところがあまりにもトランプ票が多くて準備したアルゴリズムではすり替えが間に合わなくなった。ツイート



それで激戦州の投票マシーンを一斉に止めた。そしてアルゴリズムを作り直し、再びすり替えを始めた。そしてそのデータを軍事衛星を経由してサーバーに戻し、開票所に戻した。そのため激戦州ではどこも開票中に突然データが不連続に跳ね上がり、それまでのトランプ優勢がバイデン優勢にすり替わった。ツイート



この件についてトランプ大統領はイタリア首相と親しいようで、選挙後、トランプがイタリア首相に電話するとその翌日にイタリアの上級情報担当者4人がクビになった。さらにこのすり替えには英国のMI6の人間2人が絡んでいた。彼らはイタリア当局に大使館の駐車場で写真を撮られている。 ツイート





これらの動きを受けて、今後どう展開するか。推移を見守りたいです。







※ 2021.1.10 コメントを追記しました。