米大統領選 選挙人は公式的にバイデン候補を支持/トランプ大統領 裁判での選挙結果の係争継続へ(Sputnik日本)
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米大統領選 選挙人は公式的にバイデン候補を支持
© AFP 2020 / Chandan Khanna
米国
2020年12月15日 08:37(アップデート 2020年12月15日 09:24)
トピック 2020年米国大統領選挙
14日、全米の選挙人らは米次期大統領として民主党のジョー・バイデン候補への支持を示した。米国の各TV局が報じた。
大統領選に勝利するためには選挙人の538票のうち270票を獲得する必要がある。バイデン候補はそのうち306票を獲得した。
© AP Photo / Andrew Harnik
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12月14日、米国で選挙人による投票が行われた。投票は11月3日、全米で行われた大統領選挙を受けて行われたもの。11月の時点でバイデン候補が過半数の票を集めていた。
ところが形式上は11月3日の投票は次期大統領、副大統領を選出するのではなく、選挙人を選出したことになる。ただし選挙人の票数で実際は次期大統領の選出は明らかにされる。
次期大統領の就任式は年明けの1月20日に行われるが、その前の1月6日に選挙人らの投票結果は上下院によって承認されていなければならない。
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トピック 2020年米国大統領選挙
タグ ジョー・バイデン, 米国
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トランプ大統領 裁判での選挙結果の係争継続へ
© REUTERS / Carlos Barria
米国
2020年12月14日 06:05
トピック 2020年米国大統領選挙
現職の米国大統領ドナルド・トランプ氏は、裁判で選挙結果を争うことを続けていくと発表した。フォックス・ニュースが報じた。
トランプ大統領は、テレビ番組「フォックス・アンド・フレンズ」の中で、「まだ終わっていない」と強調し、以下のように続けた。「私たちは立ち止まったりしない。前進を続けるつもりだ。私たちには地方でのたくさんの訴訟がある」。再度、同大統領は、投票用紙の投棄や他の偽物の証拠をつかんでいると強調した。
© Sputnik / Aleksei Bogdanovski
米国の反トランプおよびトランプ支持の集会で乱闘と発砲が発生
「トランプ氏は、選挙結果を裁判で争うための時間は残されていないと指摘。また同大統領は、「私たちは可能な限りプロセスを急いでいるが、しかし、これには限界がある、私たちにはとてもわずかな時間しかない」と強調した。
大統領選挙後、トランプ大統領と他の共和党の代表者らは選挙結果を争う50超の訴えを起こしたが、違法が承認されたのはわずか1ケースだけだった。残りの訴訟は敗訴や審査不受理、却下、取り下げとなった。
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トピック 2020年米国大統領選挙
タグ 選挙, 大統領選挙, 米国, ドナルド・トランプ
(投稿者より)
主流メディアはバイデン氏の勝利が「確定」したという書き方をしています。つまり、外国勢力の影響を受けた不正選挙によりバイデン氏の勝利が確定し、ここに国家転覆の犯罪が完成しました。
プーチン氏も遂にバイデン氏の勝利を祝福したそうですが、それでも、スプートニクは「支持」という言葉を使い、結果の認定を慎重に避けています。
憲法の規定によれば、選挙人を決めるのは州議会です。ペンシルベニア・ジョージア・ミネソタ・ウィスコンシン・アリゾナ・ネバダ・ニューメキシコの7州では、一般投票の結果を元に州知事が認定した民主党の選挙人とは別に、共和党の州議会議員が独自に選挙人を選出し、双方が選挙人名簿を連邦議会に提出しました。
1月6日、連邦議会の上下両院合同会議で選挙人票の開票が行われますが、共和党優勢の上院がこれらの州の民主党の選挙人を拒否して共和党の選挙人を正当と認め、その上で、民主党優勢の下院がこれらの共和党の選挙人を拒否した場合、これらの州は選挙人がいなくなります。選挙人票は7州で84票ですから、この票が無効になるとトランプ氏もバイデン氏も選挙人票の過半数を獲得できず、大統領の選出は連邦下院の特別な投票に委ねられる、ということのようです。
引き続き、推移を見守りたいです。