日本が新しいステルス戦闘機の開発主体を公表する (Sputnik International)

日本が新しいステルス戦闘機の開発主体を公表する (Sputnik International)









(Japan Unveils the Lead Developer of its New Stealth Fighter Jet: Sputnik International)

https://sputniknews.com/military/202010301080932389-japan-unveils-the-lead-developer-of-its-new-stealth-fighter-jet/





日本が新しいステルス戦闘機の開発主体を公表する







© AP Photo / Emily Wang





軍事・情報





2020年10月30日 20:58GMT






日本は海外からの支援を最小限にして軍航空隊の更新を計画している。日本は国産実験用ステルス戦闘機X-2の諸試験の成功により国内の航空機産業に大きなチャンスが開かれたため、同国政府はロッキード・マーティン社やボーイング社を含む米英企業からの事業提案を却下した。





2030年代に就役予定の日本の次世代F-Xステルス戦闘機の開発主体に三菱重工業が選ばれた。また、同社は事業の一部に外国の再委託業者を招く機会を検討するが、エンジンや戦闘システムなどの主要な部分の製造は日本企業に委託される。



事業全体の費用は400億ドルを超える可能性があり、防衛省は予備調査だけに5億ドルを上回る額を配分する計画だ。



日本は現在、290機から成る戦闘機隊の更新を計画している。新しい航空機は、三菱がロッキード・マーティン社と共同で製造したF-2多機能戦闘機と交代する予定だ。また、時代遅れとなったF-4戦闘機も交代の予定で、その一部は米国産のF-35航空機の購入により充てられる。







© AP Photo / Mark Wright/Missile Defense Agency

日本はイージス・アショア・システムの放棄を受けて新しいミサイル防衛計画を策定すると、安倍氏は述べる






日本防衛省の複数の情報源が3月にロイターに述べたように、ロッキード・マーティン社やボーイング社などの大手企業が日本にF-Xのために自社が設計したものを提案したが、日本の当局者が「そのニーズを満たしていない」として、その提案は全て却下された。その主な理由の1つは、三菱重工業が2016年に製造したX-2技術実証機だったと考えられている。同機は有望な結果を示し、日本を国産ステルス・ジェット機保有する4番目の国(米国・ロシア・中国に次ぐ)にした。 X-2の成果は次世代ステルス戦闘機に応用される可能性がある。







© REUTERS / Kyodo

日本初のステルス戦闘機X-2「心神」(以前はATD-Xと呼ばれていた)試作機






中国や北朝鮮からの脅威が高まる中、日本は積極的に防衛力を強化している。今のところ、日本の自衛隊は5番目に強力な軍隊であり、世界で5番目に大きい軍事予算を持つ。



2012年、政府は自衛隊を事実上の軍隊に変えるための大規模な改革事業を承認した。 2017年、安倍晋三・日本首相は国益を達成する手段としての戦争を排除する日本国憲法第9条の改正に2020年の期限を設けた。





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