米大統領が、世界規模での米軍撤収と国際警察たる役割終了を強調 (Pars Today)

米大統領が、世界規模での米軍撤収と国際警察たる役割終了を強調 (Pars Today)









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米大統領が、世界規模での米軍撤収と国際警察たる役割終了を強調





10月 14, 2020 21:53 Asia/Tokyo







選挙集会で演説するトランプ大統領





トランプ米大統領が、世界各地からの米軍の撤収と、国際警察としての役割の終了を強調しました。





トランプ大統領は、米ペンシルベニア州での選挙集会において、「我々は、西アジアや世界のその他一部の地域において、警察のような機能を果たしてきた。だが、その時代は今や終焉を迎えつつあり、各国が自らの責務を認識する必要がある」と述べました。



2001年9月のアメリ同時多発テロ発生以降、アメリカ軍は対テロ戦争を掲げ、同年はアフガニスタンに、2003年にはイラクに侵攻するなど、地域諸国に大々的に軍事駐留してきました。



こうした米軍駐留は、平和や安定を各国に確立するどころか、兵士らの犯罪が次々と明るみになるなど、数々の不適切な行動が危機を助長した形となりました。



アメリカ軍は、近年ではシリアやイエメン、ソマリアリビアなど、各国で危機が発生する度に軍を差し向けてきました。



これにより、紛争国は駐留米軍や米政府の干渉のために大きな対価と代償を払わされることとなり、またこれらの国での戦争や破壊の責任の一端はアメリカの政策に起因しています。



これまでに発表された複数の報告によりますと、アメリカが2001年以降、アフガニスタンイラク、シリア、パキスタンで支払った戦費は、およそ6.4兆ドルと計上されています。



これに関して、政治評論家のムハンマド・アルミンシャウィー氏は、「現在、世界各国に存在する数百の米軍基地に、およそ20万人のアメリカ兵が配備されている。一方で、トランプ大統領はこれまでに何度も、世界各地の米兵を本国に帰還させると表明しておきながら、就任以来3年以上たった現在、西アジア駐留のアメリカ兵の数は大きく拡大している」と指摘しました。







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タグ アメリカ トランプ氏 軍の駐留 軍事基地