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合衆国議会が新疆で生産された全物品の禁止へと動く (VOA NEWS)

合衆国議会が新疆で生産された全物品の禁止へと動く (VOA NEWS)











(US Congress Moves to Bar All Goods Made in Xinjiang: VOA NEWS)

https://www.voanews.com/east-asia-pacific/voa-news-china/us-congress-moves-bar-all-goods-made-xinjiang





VOAの中国ニュース





合衆国議会が新疆で生産された全物品の禁止へと動く





記者 李逸華 (Yi-Hua Lee)





2020年9月23日午後3時44分








資料―2019年6月4日、中国西部の新疆地区・カシュガルの南部・イェンギサールの住宅地で、有刺鉄線の後ろに中国国旗がはためく。





火曜日、合衆国代議院は中国・新疆地区における強制労働により生産された物品の禁止を目的とする法案を可決した。これは、中国の新疆政策をめぐり同国への圧力を強める動きと見られる。



賛成406票・反対3票で可決されたウイグル強制労働防止法には、合衆国税関・国境取締局が「明確かつ説得力のある証拠によってそうでないと判断できる」場合を除き、新疆ウイグル自治区で全体または一部を生産した全ての物品は強制労働によって生産されたものであると、明示されている。



「180万人ものウイグル人や主にイスラム教徒から成る他の少数民族に属する人々が、恣意的にキャンプに拘留され、強制労働・拷問・政治的脅迫・その他の深刻な人権侵害を受けた」とジム・マクガヴァン議員(民主党マサチューセッツ州)は述べた。彼は投票に先立ち、下院超党派によるこの法案の推進を助けた。







資料―中国北西部の新疆地区・和田(Hotan)郊外にある、主にイスラム教徒の少数民族が拘留される再教育キャンプと考えられる建物の近くの警備の厳重な施設の上に見張り塔が見える。2019年5月30日。





下院議長のナンシー・ペロシ氏は、合衆国はこの法案の可決により「これらの人権侵害はもう終わらせなければならない」という明確なメッセージを北京に送っていると述べた。



この法案の発効には、上院の可決と大統領の署名がまだ必要だ。



クリス・ヴァン・ホレーン上院議員民主党メリーランド州)は、上院が速やかにこの法案を前に進めるよう望むと述べた。



「上下両院が動くのを聞くのは喜ばしいことだ。私は、私たちがここで前進することを望んでいる。私たちは他の上院議員たちと協議しているところだ。私たちはこれを前に進めたいのでね」と、彼はVOA北京語サービスに述べた。



今月初め、合衆国税関・国境取締局は強制労働をめぐる懸念を引き合いに出し、新疆からの綿・衣料品・ヘア製品・コンピューター部品・その他の物品の一部の輸入を禁止した。



この法案の成立により、企業は自社製品が新疆での強制労働によって作られていないことを前もって証明する責任が更に重くなる。







資料―2019年5月31日、中国北西部の新疆地区・和田(Hotan)郊外にある、主にイスラム教の少数民族が拘束される再教育キャンプと考えられる施設に通じる道路上に、中国国旗が並ぶ。





ワシントンに本部を置くシンクタンク・戦略国際問題研究所による最近の調査によると、世界の綿花の20%を超える量が新疆地区で生産される。この法案は米国のサプライチェーンを混乱させ、アパレル業界に衝撃を与えそうだ。



米国商工会議所は法案を批判する声明を発表し、これは強制労働によって作られた製品の輸入を妨げるよりも、むしろ合法的な貿易を禁止するものだと述べた。



ロビーグループは声明の中で、「安全保障についての米国国内法を利用して人権侵害と闘った過去の試みは、警告的な物語を提供している」と述べ、検査や監査についての適切なシステムがないため、企業が正確な情報開示を請け合うことは殆ど不可能だと主張した。



北京は新疆における強制労働の使用を否認した。中国外務省の汪文斌(Wang Wenbing)報道官は月曜日のブリーフィングで、国は「強制労働に対して断固たる姿勢を取り、あらゆる形でこれを根絶してきた」と述べた。



先週、中国は新疆の白書を発表し、地区政府は2014年から毎年130万人近くの労働者に「雇用志向の訓練と労働技能」を提供しており、ウォッチャーたちが拠り所とする統計は強制労働キャンプの規模を間接的に確認したものかも知れないと、主張する。





この記事はVOA北京語サービスが起草した。