天安門広場の虐殺事件から31周年を記念しての報道官声明(米国大統領府)

天安門広場の虐殺事件から31周年を記念しての報道官声明(米国大統領府)









(Statement from the Press Secretary Commemorating the 31st Anniversary of the Tiananmen Square Massacre: The White House)

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/statement-press-secretary-commemorating-31st-anniversary-tiananmen-square-massacre/





天安門広場の虐殺事件から31周年を記念しての報道官声明





外交政策





公表日:2020年6月4日






米国国民は、広範囲に亘る公務員の腐敗に抗議し、また、自国の統治における発言権の大幅な拡大を求めるために北京や中国全土で平和的に集まった、31年前の数十万人の中国市民の勇気と楽観主義について思い返している。中国共産党が中国の非武装民間人を虐殺した悲劇が忘れられることはないだろう。米国は中国に対し、1989年6月4日の天安門広場における虐殺事件をめぐる出来事に関連して、命を失った人々の追悼を行うことや、殺害された人々、勾留された人々、あるいは、行方不明のままになっている人々について完全な説明を行うことを求める。



この思い出の日に米国国民は中国政府に対し、世界人権宣言と中英共同宣言に基づく責務を果たすことや、中国憲法に基づき全ての中国市民に保証された権利と自由を守ること、何百万人の民族的および宗教的マイノリティへの組織的な迫害を止めることを求める。米国国民は、代議制による説明責任ある統治や、言論、集会、および、信仰の自由を含む基本的権利の追求において、全ての中国市民と共に立っている。