page contents

「コロナウイルスは化石エネルギーを衰退させるか?」(RFI)

コロナウイルスは化石エネルギーを衰退させるか?」(RFI









(Le coronavirus, signal d'un déclin durable des énergies fossiles? : RFI)

http://www.rfi.fr/fr/podcasts/20200513-le-coronavirus-signal-dun-d%C3%A9clin-durable-%C3%A9nergies-fossiles





コモディティ・コラム





コロナウイルスは化石エネルギーの減少が持続化する兆候か?





発表 2020年5月13日00:08







サウジアラビア・アラムコ社が所有するアブカイク油田の眺め。Fayez Nureldine / AFP





記者 クレール・ファージュ





火曜日、サウジアラビアが新たな減産を発表した後、石油価格は僅かに力強さを取り戻した。しかし、コロナウイルスの流行は化石エネルギー産業に対してかなり長期に亘る衰退の印を押す恐れがある。





コロナウイルスの長期的な影響については全石油業界が自問している。英BP社の諸報告は業界内で常に念入りな精査を受けるが、同社CEOによれば「石油消費への打撃は流行が終わった後も続くだろう。」バーナード・ルーニー氏がこのイギリス・メジャーの経営を引き継いだのは2月だったが、確かにその直後に、コロナウイルスが飛行機を地面に釘付けにしたり、地球上の道路と海の交通を大幅に混乱させたりしたために、世界の石油消費量の30%が崩壊した。





石油の需要はピークに達したか?



彼はフィナンシャル・タイムズとのインタビューで見解を示し、「自宅待機の期間中に導入されたテレワークは定着へと進み、時間を掛けて交通の必要性を減らしていく……私たちは恐らく石油需要のピークに達したのだ。それは有り得ることで、私はそれを排除しない」と、彼は結論づけた。



ピークに達したかどうかは別にして、サウジアラビアは今年の生産水準を引き下げる―2002年の水準に戻す。サウジアラビア国営企業・アラムコは6月に日量750万バレルしか生産しないつもりだ。これは確かに記録的だった4月(日量1230万バレル)に比べて40%少ない。



クウェートアラブ首長国連邦も、ロシアが加わったOPEC+連合の加盟国が合意した量に付加するように追加の減産を発表した。



バルブを更に閉めよ。それが、国際エネルギー機関(IEA)が諸生産国に呼びかけた行動だ。IEAは国々に対してこれまで以上に再生可能エネルギーの開発支援を促しており、最新の報告の中で2020年に少なくとも9%の石油需要の減少を期待している。1年全体で考えると、コロナウイルスの影響を最も受けるのは化石エネルギーのはずだ。





石炭需要は抵抗を強める



その反面、石炭消費量の減少はIEAによると僅か8%弱に止まる。そして、第1四半期にこれだけの減少が既に発生した。石炭のこの相対的な回復力は、公共政策における相変わらずの石炭びいきによって説明が可能だ。グローバルエナジーモニター社によると、世界における石炭火力発電所の建設計画は6,000億ドルを上回り、その80%がアジアにある。



石炭は環境目標と両立しないと判断して、アジアの銀行を含む諸銀行が次々と背を向けても、既に承認済みの事業は実現するだろう。カーボントラッカー社の報告によると、中国ではいくつかの省で新たな建設工事の開始が承認され、4月における同国の石炭輸入量は前年比で22%上回った。韓国や日本、そして、ベトナムインドネシアなど彼らが資金を提供する発展途上国では、政府がコロナウイルス後の経済回復に充てられた資金を石炭業界の経営難の企業に振り向けるだろう。





石油 貿易・為替 一次産品 コロナウイルス











(Énergie: une chute des investissements sans précédent en 2020 selon l'AIE: RFI)

http://www.rfi.fr/fr/podcasts/20200527-energie-une-chute-investissements-pr%C3%A9c%C3%A9dent-en-2020-selon-aie





コモディティ・コラム





エネルギー:IEAによると、2020年のエネルギー投資は過去に見ない減少





発表 2020年5月27日01:36・更新 2020年5月27日01:37







今年4月20日、ニューヨーク上場の米国石油バレルが値崩れを起こし、史上初めて0ドルの水準を割った。(説明画像)SPENCER PLATT / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / Getty Images via AF





記者 クレール・ファージュ





2020年の世界のエネルギー投資はCovid-19のために4,000億ドル減少すると、国際エネルギー機関は予想する。そして、それは必ずしも地球にとって良いニュースではない。





Covid-19の稀な好ましい結果の1つは、CO2排出量の削減だ。IEAの推定では、2020年のCO2排出量は8%減少するかも知れない。これは2009年の減少幅を上回る。しかし、その後の回復はそれ以前より強いものか?全てはエネルギー投資の額と性質に因る。ところが、このための資金はCovid-19のために20%減少するとされる。流行前の時点で、2020年には2%の増加が見込まれていた。エネルギー投資の4,000億ドル減少は、史上最大の大きな減少になるだろう。





エネルギー業界全体が危機に苦しむ



この減少は化石エネルギーに影響を及ぼすが、それだけでない。石油や天然ガスへの投資は30%減少するだろう。米国のシェール業界は経費を半分減らされるだけで、自社の歴史の終わりを書くには早すぎるとIEAは強調する。それでも、エネルギー業界全体がこの危機に苦しむだろう。大手エネルギー企業の投資能力は限界だ。既に資金が不足している新興国の公開企業にとって状況は十分に悪い。IEAの予想では、2020年には再生可能エネルギーへの投資が10%減少し、中でも太陽光発電風力発電よりも悪い影響を受ける。一方、送電網への投資も9%減少し、水力発電原子力の事業の承認件数もこの10年間で最低の水準になる。また、ガス発電所への支出が停滞し、蓄電池によるエネルギー貯蔵技術への投資が他分野並にまで低下すると、IEAは予想している。





政府がインセンティブを与えよ



IEAによると、危機は変化の機会にもなり得る。一部の古い設備は廃却が加速するが、環境負荷の低減やエネルギー効率の向上をもたらす技術への支出を、消費者が危機のために抑える恐れもある。危機が終わっても汚ないエネルギーに依存することがこれ以上ないように、政治的意思決定者は経済回復と気候目標を両立させる機会を掴まねばならない、とIEAは結論付ける。





エネルギー コロナウイルス 経済危機









(投稿者より)



多少古い記事が混じっています。御容赦下さい。