香港の代表・委員、「一国二制度」の長期発展への法的保障を支持(チャイナネット)/【人民網時評】中央政府の香港問題処理の能力と決意を過小評価してはならない(人民網日本語版)

香港の代表・委員、「一国二制度」の長期発展への法的保障を支持(チャイナネット)/【人民網時評】中央政府の香港問題処理の能力と決意を過小評価してはならない(人民網日本語版)









(チャイナネット)

http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2020-05/23/content_76078018.htm





香港の代表・委員、「一国二制度」の長期発展への法的保障を支持





タグ:香港 法律 一国二制度 国家安全





発信時間:2020-05-23 09:00:00 | チャイナネット |






第13期全国人民代表大会全人代)第3回会議は、全人代常務委員会の「香港特別行政区が国家安全を守るための法律制度と執行メカニズムの確立・健全化に関する全人代の決定草案」の審議要請に関する議案を審議する。複数の香港代表・委員は21日、新華社のインタビューに応じた際に次のように指摘した。国家安全を守ることは「一国二制度」の核心的要義だ。香港特別行政区が国家安全を守るための法律制度と執行メカニズムの確立・健全化は、香港の国の憲制に対する責任であり、自身の利益を守るための切実な需要でもあり、「一国二制度」の安定した長期発展に法的保障を提供する。これについては断固支持する。



香港工会連合会会長の呉秋北代表は、「昨年の持続的な暴力事件は、香港における一国二制度の実践の深刻な脅威になった。香港の反対派が外部勢力と結託し、色の革命を行っていることは明らかだ。香港の国家安全面の不備と法律の空白は非常に顕著であり、これを急ぎ補わなければならない。今回の会議では全人代常務委員会の『香港特別行政区が国家安全を守るための法律制度と執行メカニズムの確立・健全化に関する全人代の決定草案』の審議要請に関する議案が審議されるが、これは国が国家安全を守る揺るぎなき決意を持つことを意味する。関連制度及びメカニズムの早急な発表に期待する」と述べた。



香港民建連副主席の陳勇代表は、「香港特別行政区が国家安全を守るための法律制度及び執行メカニズムの確立・健全化を全力で支持する。香港の一部の市民は外部反中勢力の唆し・扇動・買収を受け、同胞を悲しませ敵を喜ばせることをしている。自分の民族と国を傷つけ、700万の香港市民の命及び財産の安全を脅かしている。これらの行為はどの国であっても国を裏切る行為だ。香港市民の現在の最大の願いは、すべての違法な黒の暴力行為を早急に阻止することだ。こうすることで初めて一国二制度を守り、香港を再び前向きな発展の正しい軌道に戻らせることができる」と述べた。



全国政治協商会議香港地区委員の黄楚標氏と黄英豪氏は香港の若者の問題に注目し、次のように指摘した。「香港独立」思想が現在、学校に浸透している。多くの若者が歪んだ邪説に洗脳され、扇動され、違法の犯罪行為に手を染めている。これは国家安全にとって現実的な脅威だ。関連制度及びメカニズムが打ち出されれば、香港の国家安全を守る面の「弱点」が補強される。これは香港の長期繁栄・安定の維持、一国二制度の安定した長期発展の推進に対して重要な意義を持つ。





「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月22日











人民網日本語版)

http://j.people.com.cn/n3/2020/0523/c94474-9693507.html





【人民網時評】中央政府の香港問題処理の能力と決意を過小評価してはならない





人民網日本語版 2020年05月23日14:39





22日午前に開幕した第13期全国人民代表大会全人代)第3回会議で、王晨・全人代常務委員会副委員長は、「香港特別行政区が国家安全を守るための法律制度と執行メカニズムの確立・健全化に関する全人代の決定草案」に関する説明を行い、参加した代表から熱心な拍手がたびたび起こった。このことからはっきりわかるように、全人代がこのタイミングで主体的に動いたことは、十分に必要であり、深く人心を得ており、香港地区の同胞を含む14億人の共通の意志を体現するものだということだ。(人民網評)



香港地区の祖国復帰から23年近くが経ち、「一国二制度」の実践は香港地区でかつてない成功を収めたが、新たな状況や新たな問題にも絶えず遭遇し、新たなリスクと挑戦にも直面してきた。2019年に香港地区で「逃亡犯条例」改正案に反対する騒ぎが起こり、国家に反逆し香港地区を混乱に陥れようとする勢力は大胆に悪事を働き、外部の中国に反対する勢力もたびたび魔の手を伸ばし、「一国二制度」の原則の最低ラインに重大な戦いを挑み、法治に重大な損害を与え、国家の主権、安全、発展の利益に重大な危害を加えたため、有力な措置を取り法律に基づいてこれを防止し、制止し、処罰しなければならなかった。暴力に反対し、法治を守り、国民生活を保護することは、香港地区の同胞を含む全国国民の共通認識だ。これは全人代が関連の法律制定に動いた現実的な背景であり内在する論理だ。



この取り組みは香港地区の人々が法律に基づいて享受できる各種の権利と自由に影響を与えるものではない。影響を受けるのは、国家に反逆し香港地区を混乱に陥れようとする勢力と外部の中国に反対する勢力だけだ。人々が目にするのは、こうした者たちが恐れの気持ちから中国の顔に泥を塗るようになったこと、心の乱れから常軌を逸した大騒ぎをし暴力行為を行ったこと、さらに交通をストップさせると触れて回ったことだ。このことはまさしく全人代の関連法制定が目下の急務であり、問題の核心に切り込む措置であることも説明する。国家に反逆し香港地区を混乱に陥れようとする勢力と外部の中国に反対する勢力は、これまでに行ってきた陰謀は達成できなかったこと、現在の悪あがきも達成されないこと、将来もそうであることをはっきりと理解するべきだ。



予想できることは、香港地区の国家に反逆し香港地区を混乱に陥れようとする勢力は必ずや同じようなデマと中傷というやり口を選び、大言壮語で人々を驚かせ、国際世論を誤った方向に導き、外部の中国に反対する勢力に助けを求めるということだ。また私たちが予想できるのは、一連の外国の勢力や域外の勢力もあちこち策動して、香港地区の問題に公然と関与し、香港地区の国家に反逆し香港地区を混乱に陥れようとする勢力と結託・合流し、気脈を通じて、香港地区の国家に反逆し香港地区を混乱に陥れようとする勢力を支持・支援し、後ろ盾を提供し、香港地区を利用して中国の国家の安全に危害を与える活動をしようとしているということだ。



しかし指摘しておかなければならないのは、国家の安全は国家が生存し発展するための基本的な前提だということだ。目を世界に向けると、自国の領土において国家を分裂させるなど国家の安全に危害を与える活動を行うことを認める国は1つもない。全人代が国家の最高の権力機関として、国家の安全のすき間をふさぐために動くのは、完全に合理的で、人情に合致し、合法的なことだ。同時に指摘しておかなければならないのは、このように重大な決定を行うにあたって、全人代は必ず全面的に検討し、十分な準備をしたということだ。



すべての国家に反逆し香港地区を混乱に陥れようとする勢力に対し、中央政府の香港問題処理の能力と決意をくれぐれも過小評価してはならないと厳重に警告する必要がある。(編集KS)





人民網日本語版」2020年5月23日