米国務長官、「台湾の総統」に祝意＝就任初めて祝福、外交部「意義大きい」（フォーカス台湾）／蔡英文・台湾総統の就任に寄せて（米国国務省）
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202005200004.aspx
米国務長官、「台湾の総統」に祝意＝就任初めて祝福、外交部「意義大きい」
【政治】 2020/05/20 14:28
ポンペオ米国務長官
（ワシントン、台北中央社）ポンペオ米国務長官は蔡英文総統が2期目をスタートさせる前日の19日、メッセージで祝意を表した。ポンペオ氏は文中で蔡氏を「総統」と呼称。外交部（外務省）は、米国務長官が台湾の総統就任に祝賀メッセージを寄せるのは初めてだとし、大きな意義を持つとの見解を示した。
ポンペオ氏は、1月の総統選で蔡総統が野党候補に大差で勝利したことに言及し、「台湾の人々から尊敬、敬愛、信頼を得ていることの表れだ」とした。蔡総統はツイッターで感謝の意を示し、関係深化に期待を寄せた。
米国からはこの他、国務省のオルタガス報道官やクーパー国務次官補（政治軍事担当）、野党・民主党のバイデン前副大統領らが蔡総統に祝福の意を示した。
（徐薇テイ、陳韻聿、游凱翔／編集：楊千慧）
(Taiwan's Inauguration of President Tsai Ing-wen: U.S. Department of State)
https://www.state.gov/taiwans-inauguration-of-president-tsai-ing-wen/
蔡英文・台湾総統の就任に寄せて
記者声明
国務長官 マイケル R. ポンぺオ
2020年5月19日
蔡英文博士が台湾総統として二期目を開始したことをお祝いいたします。蔡氏が大差で再選されたことは、彼女が台湾の国民の尊敬・称賛・信頼を得たことを示しています。台湾の力強い民主主義を指導する彼女の勇気と先見性は、地域と世界を鼓舞するものです。
米国は長い間、台湾は世界に善をもたらす力であり信頼できるパートナーであると考えてきました。先日、私たちの関係全体を強化し更なる緊密な経済連携を支える台北法を制定したことで示されるように、米国では党派を超えて全員が一致して台湾を支持しています。私たちにはこの地域について共通の未来像があります。これには法の支配・透明性・繁栄・全ての人の安全が含まれます。近頃のCOVID-19パンデミックでは、なぜ台湾のパンデミック対応モデルが見習うに値するかについて、国際社会は理解する機会を得ました。
未来に目を向けたとき、私たちと台湾のパートナー関係が蔡総統の指導により今後も繁栄していくものと、私は確信しております。
二期目の御成功をお祈りしております。
