在韓米軍司令官が、韓国人職員を無給休職にすると警告 (Pars Today)
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在韓米軍司令官が、韓国人職員を無給休職にすると警告
2月 25, 2020 15:50 Asia/Tokyo
韓国での米軍
アメリカ国防総省のロバート・エイブラムス在韓米軍司令官が、韓国が駐留米軍の費用分担増額を受け入れなかった場合の結果について警告しました。
ロイター通信の24日月曜の報道によりますと、エイブラムス司令官は、「もし”韓米防衛費分担金特別協定(SMA)”が実現せず、韓国政府が駐留米軍の分担金を払わないならば、在韓米軍基地で働く韓国人職員の給与支払いが差し止められ、暫定無給休職となる」と語りました。
同司令官はさらに、「在韓米軍基地のサービス部門で働く韓国人職員が解雇されるかもしれないことは、他の職員にも大きく精神的・金銭的影響を与えるだろう」と続けました。
アメリカ国防総省はこれ以前、「健康、準備、安全にかかわる韓国人職員の給与は差し止めないが、その他の費用が支払われるかは分担金に関する新合意次第になる」と表明していました。
アメリカのエスパー国防長官と韓国のチョン・ギョンドゥ国防相は24日、米ワシントンでこの件について会談を行いました。
米政府は、韓国における米軍駐留費分担金として、前年の5倍を上回る50億ドルを韓国政府に要求しています。
1953年に朝鮮戦争が終結して以降、韓国はおよそ3万人の米軍海兵駐留を受け入れています。
韓国の人々は、米軍駐留とそれが引き起こす社会的問題に抗議するデモを繰り返し行い、米軍の撤収を求めています。
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タグ アメリカ 韓国 朝鮮 軍の駐留 軍事基地