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専門家:イラン司令官殺害は北朝鮮にメッセージを送る (VOA)

専門家:イラン司令官殺害は北朝鮮にメッセージを送る (VOA)











(Experts: Killing of Iranian Commander Sends Message to North Korea: VOA)

https://www.voanews.com/east-asia-pacific/experts-killing-iranian-commander-sends-message-north-korea





専門家:イラン司令官殺害は北朝鮮にメッセージを送る





記者 クリスティ・リー





2020年1月3日午後11:09








資料-北朝鮮朝鮮中央通信が2019年12月31日公表したこの日付のない写真では、北朝鮮の指導者・金正恩氏が朝鮮労働党第7期中央委員会の第5回総会に出席している。





ワシントン-今後数日のうちに米国がイランに対してどう取り組むかにより、北朝鮮は米国の注意を逸らすかも知れない。一方、米国がイラン軍の最上級の将軍を殺したことにより、北朝鮮の指導者・金正恩氏は米国が武力を行使する意志がどれだけあるかについて評価し直す知れない。



トランプ政権が中東でイランから報復を受けるかも知れないことについての対応で忙しくなり、「北朝鮮は後回しにされるかもしれない」と、アトランティック・カウンシル上級研究員のロバート・マニング氏は語った。



米国はバグダッド空港を空爆しカセム・ソレイマニ将軍を殺害した。ソレイマニ氏はイランのイスラム革命防衛隊ゴドス軍の司令官であり、イランが中東に軍事的影響力を及ぼすための最高戦略責任者であり、過去20年にわたりイラン軍の主要作戦の立案者だった。







イラク民兵組織の話では、バグダッド国際空港近くの道路で見られる燃える瓦礫は、2020年1月3日に空港を攻撃した3発のロケット弾が原因だ。(Iraqi Security Cell/Reuters)





ドナルド・トランプ大統領は、ワシントンとテヘランの緊張が高まる最中に攻撃を承認した。ソレイマニ氏は「長期間に亘り何千人ものアメリカ人を殺害し、または、重傷を負わせ、更に多数を殺そうと企てていた」と、トランプ氏は金曜日にツイッターを通じて語った。



米国とイランは中東において影響力の行使を競い合っており、イランの核計画と画期的な2015年イラン核協定からの米国の撤退をめぐり両国の緊張が高まっている。



金曜日、イラン最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ氏は、米国に対する報復を呼び掛けた。ソレイマニ氏の死は地域全体に影響を及ぼすことが予想される。





米国の注目





北朝鮮朝鮮半島の緊張を高めようとしているが、イランのために米国の注意が北朝鮮から引き離されたかも知れないと、米韓連合司令部で勤務経験のあるデビッド・マクスウェル元米特殊部隊大佐は語った。



金正恩氏は制裁解除のために米国と国際社会に対して大規模な情報と影響力のキャンペーンを行おうとしていたのだから、このような時にたとえイランが注目を集めているからといって、彼は満足しないだろう」と、彼は言った。



今週、金氏は「戦略兵器開発プロジェクトを積極的に進める」と宣言した。北朝鮮の兵器開発の目的は、朝鮮半島の脅威を増大させることにより、それを梃子にして米国から制裁緩和を引き出すことにあると考えられている。



昨年2月のハノイサミットで金氏がトランプ氏と会って以来、北朝鮮は米国が制裁を解除するよう要求してきた。金氏が制裁緩和と引き換えに提案した部分的非核化をトランプ氏が拒否すると、会談は決裂した。



対話は行き詰まったままだが、北朝鮮は制裁を解除するよう米国に圧力をかけるために、5月以降ミサイル実験を13回実施した。





考え方の変化





専門家たちは、米国がイランの将軍を殺害したことにより、米国が武力を行使する能力についての北朝鮮の考え方が変わるかも知れないと語った。



「この攻撃は北朝鮮のような敵対国に、米国の行動が段階的に拡大することについての想定を評価し直すよう求めるものだ」と、CNAの敵対的分析プログラムを監督するケン・ゴーゼ氏は語った。



「前任の大統領たちも斬首攻撃や暗殺作戦を嫌わなかったがトランプ氏は尚更だ」と、彼は付け加えた。



木曜日、マーク・エスパー米国防長官は、米国は必要ならば北朝鮮に軍事的オプションを使用できると語った。



北朝鮮について、前進のための最善の道は半島非核化の政治合意だと思う」とエスパー氏はフォックス・ニュースとのインタビューで語った。「そうは言うものの、軍事的観点からは、必要ならば今夜にでも戦う準備は整えてある。」



先日、米国と韓国の特殊部隊が北朝鮮高官を連れ去ることを目的とした同国施設襲撃の模擬演習を実施している写真を、米国防総省が発表した。



「[金氏が]このようなこと[米国によるイラン将軍の殺害]が自分に起こるかも知れないと考えるか、それとも、彼が妄想症のためにトランプ氏が何らかの形で彼にメッセージを送っていると考えるに至るかを推測するのは興味深いだろう」とマックスウェル氏は語った。



「今後数日のうちの[北朝鮮の]対応を見ることにしよう」と、彼は付け加えた。





この記事はVOA韓国語サービスが起草した。