ルノー-日産:1年前、ゴーン氏の逮捕が衝撃波を引き起こした (RFI)

ルノー-日産:1年前、ゴーン氏の逮捕が衝撃波を引き起こした (RFI)











(Renault-Nissan: il y a un an, l'arrestation de Ghosn provoquait une onde de choc: RFI)

http://www.rfi.fr/economie/20191119-renault-nissan-arrestation-ghosn-provoquait-onde-choc





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ルノー-日産:1年前、ゴーン氏の逮捕が衝撃波を引き起こした





記者 RFI





発表 2019年11月19日・更新 2019年11月19日00:10








カルロス・ゴーン氏は日産を破綻から救ったことにより日本で崇められたが、2018年11月19日に東京で逮捕された。

REUTERS/Regis Duvignau






1年前のこの日、ルノー-日産連合のこの全能の経営者が飛行機を降りたところで日本の警察に逮捕され、財務上の不正により起訴された。この逮捕が仕組まれたものかどうかは別として、その唐突さはこの経営者のイメージと連合の均衡に重大な影響を与えた。





大地が揺れた。2018年11月19日、カルロス・ゴーン氏が東京で逮捕される。「皇帝」はその時ルノーと、彼が世界最大級にまで育て上げた連合の会長職とを兼任し、権力の絶頂にいた。



彼は拘置状況は粗末と言えるもので、最高の贅沢の中で生活することに慣れた人々には厳しいようだ。彼の保釈要求は常に拒否された。



ルノーと日産に彼の代役を見つける必要が生じる。これは複雑な任務だ。彼は最後には自分に権力を集中させ、ほぼ20年間会社を率いることで自ら会社の象徴になったのだから。



カルロス・ゴーン氏は不法にお金を受け取った他にも、彼によるものとされる合併計画とともに、このような企業統治が日本のパートナーたちから批判を受けている。



信頼を築き直したいとの意図から、ドミニク・スナール氏がルノーと連合の指導者に任命される。日産(投稿者による和訳では指導者たちが踊り続ける。この1年足らずの間に経営陣が3回変わった。ゴーン氏を追い落とした西川廣人氏でさえ、今度は自身の財務上の不祥事を槍玉に上げられNo2の職務を離れねばならなかった。



一方、かつてこの調和なき集団を背負っていたカルロス・ゴーン氏は、仏日両国の裁判官たちと論戦を続けている。



彼はいまなお公訴棄却を求めている。4月に保釈されて以来、カルロス・ゴーン氏は東京で自宅軟禁の状態だ。彼の公判は2020年3月の予定だ。