視点;イラン外相の訪日、日・イから見た地域の安全(Pars Today):阿修羅♪

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http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/315.html









http://parstoday.com/ja/news/japan-i55291





視点;イラン外相の訪日、日・イから見た地域の安全





2019年08月28日18時15分







握手を交わす河野外相とザリーフ外相





「イランと日本は、エネルギー市場の安全さらにはペルシャ湾の安定において、特別な利益を有している」





日本の河野外相は27日火曜、イランのザリーフ外相と共同記者会見を行い、冒頭の言葉に続き、「我々は、中東情勢の緊迫化を懸念している。緊張緩和に向けた外交努力がなされるよう希望する」と語りました。



日本は、イラン核合意という多国間合意に直接は参加していないものの、政治・経済大国として立場を表明したことは、日本が核合意の維持や地域の安定・安全をよく認識していることを物語っています。実際、米国の破壊行為の影響は一部に限られず、ヨーロッパや中国、日本、ロシア、インドといった国々が米国の一方的な行動に抵抗し、反対しなければ、この流れの継続は確実にあらゆる分野に重い代償をもたらすことになります。



日本の英字紙ジャパンタイムズは、「地域情勢は好ましいものではない。米国の行動により、地域が非常に緊迫化している。こうした状況において、日本のような中立国が行動を起こすことはきわめて重要であろう」と報じました。



日本は、アメリカによるイラン制裁に声を上げて反対する具体的な行動にこそ出ていないものの、緊張が継続することには懸念をあらわにしています。今年6月の安倍首相のイラン訪問は、イランが国際レベルで影響力を持つ重要な国であることを物語っています。また、経済分野でのイランの大きな可能性は、日本にとっても常に重要視されています。



日本経済新聞はこれに関して、「外交官や責任者らは日々、日本の政府関係者に対し、イランを訪問し、日本がこれ以上イランでヨーロッパやアジアのライバル国に後れを取らないよう求めている」と報じました。





米国はこの2年間、ヨーロッパやアジアの同盟国に対し多大な圧力を行使して、イランの孤立を狙ってきました。しかし、これは功を奏していません。現在も、再協議という陰謀によるヨーロッパでの米国の政治ゲームも同じ運命をたどっています。



米政府は、イランに経済的な見返りを与えうる国々を現場に送り出し、彼らを通じてイランに自らの要求を受け入れさせようとしています。実際に、米国は軍事的な脅迫を外交面での心理的な圧力に置き換えています。しかしこれらの2つの方法はいずれも、1つの目的と機能、即ちイランの抵抗を破り、成果のない協議の席にイランを復帰させるために企画されています。





ここ数日、米国やこれに同盟する一部ヨーロッパ諸国が打ち出している「対イラン制裁を継続しながらの再協議」という妄想、核合意を越えた要求を繰り返していることは、イランとの対立解消、協議実現に向けた米政府関係者の意向が同国の目的達成を狙う外交ゲームであることを示しています。米国はイランに対する政治ゲームを、来年のアメリカ大統領選での大きな切り札として、トランプ大統領による外交政策の成果の1つとして顕示しようとしているのです。



イランのローハーニー大統領は27日火曜、テヘランにて「いずれの国もイランを敗北させることはできない」とし、「経済テロをもってイラン国民に制裁を行使している国は、自らの選んだ危険な道から本筋に立ち戻り、敬意をもってイラン国民の権利を正式に認めるべきだ」と呼びかけました。





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タグ イラン 日本 ザリーフ外務大臣 イランと日本の関係