「日本:首相が強制不妊手術の被害者たちに謝罪する」(RFI・首相官邸):阿修羅♪

「日本:首相が強制不妊手術の被害者たちに謝罪する」(RFI首相官邸):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/18/social10/msg/195.html









(Japon: Shinzo Abe s'excuse auprès des victimes de stérilisation forcée: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20190424-japon-shinzo-abe-s-excuse-aupres-victimes-sterilisation-forcee





人権日本保健・医療安倍晋三





日本:安倍晋三氏が強制不妊手術の被害者たちに謝罪する





記者 RFI





発表 2019年4月24日・更新 2019年4月24日18:04








安倍晋三・日本首相が強制不妊手術の被害者たちに謝罪した。彼女たちは損害賠償も受けられるようになる。

AFP PHOTO/Ludovic Marin







1949年から1996年までの間、幾千の障害者たちが子供を作らないよう10代の時から不妊手術を強制されていたことついて、安倍晋三・日本首相は謝罪の意を表明した。この人たちは国から補償金を受け取ることになった。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





日本における強制不妊手術の被害者たちは誰もが同じ体験を語る。彼女たちは当時16歳で、自分が病院に運ばれた理由を知らず、ベッドの上で目覚めたときには腹部を貫くように垂直な傷跡が付いていた。



1949年に施行されたこの法律は、十分な能力を持たない人が子供を産まないようにするために、先天的な精神障害を患う人々に不妊手術を施すことを医師に対して認めていた。ドイツやスウェーデンなど他の国々にも同様の法律が存在した。



日本では、精神障害の診断を受けていないのに、不妊手術を受ける2年前から特別な施設に収容された少女たちがいた。後になってから結婚して養子を取った女性たちもいた。





►これも読む:米国:遂に補償金を受け取ることになった強制不妊手術の被害者たち





この法律は1996年まで施行されていた。その後の20年間、日本の国は彼女たちに対して不妊手術は当時合法であり彼女たちはいかなる補償を得る権利もないと答えていた。



しかし今日、政府が謝罪を行い、被害者たちは国会が全会一致で可決した法律に基づいて賠償金を受け取ることになった。









-参考-



「苦しみと悲しみに耐えてきた人生を返して」 優生保護法犠牲者の告白(Sputnik日本 2018.9.13)











(首相官邸)

http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/discourse/20190424danwa.html





平成31年4月24日





優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律の成立を受けての内閣総理大臣の談話





平成31年4月24日





本日、旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律が成立いたしました。



昭和23年制定の旧優生保護法に基づき、あるいは旧優生保護法の存在を背景として、多くの方々が、特定の疾病や障害を有すること等を理由に、平成8年に旧優生保護法に定められていた優生手術に関する規定が削除されるまでの間において生殖を不能にする手術等を受けることを強いられ、心身に多大な苦痛を受けてこられました。このことに対して、政府としても、旧優生保護法を執行していた立場から、真摯に反省し、心から深くお詫び申し上げます。



本日成立した法律では、厚生労働省が一時金の支給の事務を担うこととされています。今回の法律が制定されるに至った経緯や趣旨を十分に踏まえ、政府として法律の趣旨や内容について、広く国民への周知等に努めるとともに、着実に一時金の支給が行われるよう全力を尽くしてまいります。



また、このような事態を二度と繰り返さないよう、全ての国民が疾病や障害の有無によって分け隔てられることなく相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、政府として最大限の努力を尽くしてまいります。









(投稿者より)



優生保護法の施行は1948年ですが、細かいことは良いでしょう。



"elles se sont réveillées dans un lit avec une cicatrice verticale barrant le ventre"「彼女たちは…ベッドの上で目覚めたときには腹部を貫くように垂直な傷跡が付いていた。」その方々の背負うことになった十字架の重さが分かります。



今回、国会が救済のための法律を通し、政府を代表して首相がその方々に謝罪しました。これにより日本の恥が1つだけ消えました。御尽力なさった皆様に感謝いたします。