「沖縄は住民投票により米軍基地移転に反対する意思を示した」(RFI):阿修羅♪

「沖縄は住民投票により米軍基地移転に反対する意思を示した」(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/112.html







(Japon: à Okinawa, un référendum sur une base américaine très controversée: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20190223-japon-okinawa-referendum-base-americaine-tres-controversee





日本





日本:沖縄で激しい論争の米軍基地についての住民投票





記者 RFI





発表 2019年2月23日 更新 2019年2月23日22:53








米軍基地は沖縄沿岸部の辺野古に建設が予定されている。

JIJI PRESS / AFP






2月24日日曜日、南日本・沖縄の住民は島の米軍新基地建設について意思を示すことになっている。数年来このテーマは地元住民を煩わせてきた。





複数の世論調査によれば、沖縄の住民は全般的に米軍の撤退に賛成している。彼らの68%が島における米軍の存在に反対だ。しかし、日本の当局者たちが言い出したのはそのことでない。日曜日の住民投票の対象は現在地の移設先となる新基地の建設だ。



沖縄の都市部・宜野湾に位置する普天間基地は長年にわたり緊張の元になっている。常態的な騒音に加え、軍人や基地職員が起こす度重なる事故・犯罪・非行に住民は不満を述べている。



この緊張を解消するために、日本は1996年に米国側の当事者と交渉してこの基地を人口の希薄な海岸部の辺野古に移すことにした。移転計画に反対したお陰で9月に選出された島の知事(投稿者による和訳は、これは環境を踏みにじるものだと声を上げている。新基地の建設は海洋の動物相や保護種を危機に晒すと。



移転計画に反対する住民たちは、沖縄県が支える米軍の負担の割合は大きすぎると主張し、基地が県内から全て撤退することを望んでいる。島は日本の全面積の1%に満たないが、日本に駐留する米軍約47,000人の半数を超える人員を抱えている。



「反対」の勝利が見込まれているが、住民投票は象徴的な勧告に過ぎない。安倍晋三・日本首相は、結果を考慮せずいくら費用が掛かろうとも移転を実施するとの考えを伝えている。















(Les habitants d'Okinawa votent contre le déplacement d'une base américaine)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20190224-japon-resultat-referendum-okinawa-base-militaire-usa-etats-unis-futenma





日本米国防衛





沖縄住民は投票により米軍基地移転への反対を決めた





記者 RFI





発表 2019年2月24日・更新 2019年2月24日16:52








沖縄島・宜野湾の投票所、2019年2月24日日曜日。

JIJI PRESS / AFP






2月24日日曜日、沖縄の住民は住民投票により、日本の南端・沖縄本島北東沿岸の自然の守られた湾・辺野古への米軍普天間基地移転に反対することを決めた。150万人の有権者が投票のために呼ばれた。彼らは多数決により、建設中の基地を閉鎖するとともに他所への移転を止めよとの意思を表明した。





報告 RFI東京特約記者フレデリック・シャルル





この住民投票(投稿者による和訳に強制的な力は何もない。しかし沖縄住民は、都市の真ん中に位置するために世界で最も危険な飛行場の1つとされている、普天間海兵隊ヘリコプター基地の移転に反対の意思を示した。また、台湾に近い自分たちの列島が支える在日米軍の存在について、その割合が既に大きすぎると住民たちは考えている。



珊瑚と海洋哺乳類の豊富な自然の守られた湾に米軍の新基地が建設されることを住民は望んでいない。それは生態系を破滅させることだと。彼らは普天間基地が沖縄の外に移転することを望んでいるが、日本の他所では誰もそれを望んでいない。沖縄の小さな列島は日本に配置された米軍軍人の既に4分の3を抱えている。





安倍晋三氏は米軍の存在に反対するよう動員する危険を背負っている





安倍晋三首相は彼らの主張になおも耳を閉ざし続けるつもりだ。彼にとっての優先事項は日本列島と米国の同盟を強化することだ。沖縄は戦略的に重要で、米軍基地は中国を「抑止」し北朝鮮を監視する任務を果たしている。



沖縄の近くでは、日本と中国の領土紛争の対象である尖閣諸島は、日米安全保障条約の防衛範囲に入っている。しかし、沖縄住民の利益を無視することにより、日本の首相は在日米軍の存在に反対するよう住民たちを動員する危険を背負っている。





RFIで聞く:米軍新基地の建設反対運動









(投稿者より)



普天間飛行場の代替施設として国が名護市辺野古に計画している米軍基地建設のための埋立て」に「反対」する県民の意思が正式に示されました。これは民主主義の手続きに則った意思決定ですから、全ての当事者はこれを尊重するしかないでしょう。



"Mais en ignorant les intérêts des habitants d'Okinawa, le chef du gouvernement japonais risque de les mobiliser contre la présence militaire américaine au Japon." 「しかし、沖縄住民の利益を無視することにより、日本の首相は在日米軍の存在に反対するよう住民たちを動員する危険を背負っている。」 それだけでなく、東京が沖縄を見下し傷つける行為を今後も続けるならば、沖縄は在日米軍に反対するだけでなく日本にも立ち向かうようになる恐れがあります。



沖縄は日本にとって戦略的に重要です。日米同盟も重要です。東京は考えを改めて沖縄と和解し、辺野古以外に普天間を移転することを考えた方がいいでしょう。また、その方が安く早く上がるはずです。