アンゲラ・メルケル氏と安倍晋三氏は多国間主義の維持を擁護する (RFI):阿修羅♪

アンゲラ・メルケル氏と安倍晋三氏は多国間主義の維持を擁護する (RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/19/kokusai25/msg/420.html







(Angela Merkel et Shinzo Abe plaident le maintien du multilatéralisme: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20190204-japon-allemagne-angela-merkel-abe-multilateralisme-protectionnisme-trump





ドイツ日本貿易・為替欧州連合





アンゲラ・メルケル氏と安倍晋三氏は多国間主義の維持を擁護する





記者 RFI





発表 2019年2月4日・更新 2019年2月4日17:12








記者会見でのアンゲラ・メルケル独連邦首相と安倍晋三・日本首相、2019年2月4日・東京にて。

REUTERS/Kim Kyung-hoon






2月4日、アンゲラ・メルケル氏は企業経営者たちの使節団を伴い東京に来ている。独連邦首相は、欧州連合と日本による世界最大の自由貿易市場の発足を祝ったばかりだ。この市場は世界のGDPの30%を占める。アンゲラ・メルケル氏とホスト役の安倍晋三・日本首相はこの会談を利用して自由貿易を守るとともに、ドナルド・トランプ氏の保護貿易主義に対抗する新たなメッセージを発した。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





米国と中国の貿易戦争が世界の経済成長を短期的に脅かす可能性があるとの予測を世界通貨基金(IMF)が出したのに合わせて、アンゲラ・メルケル氏と安倍晋三氏は東京で保護貿易主義に対抗する共同戦線を形成した。



アンゲラ・メルケル氏が日本に来ることは滅多にない。彼女はドイツしか見ていない―と日本人たちは言う―が、米国が中国に対して未来の技術を盗んでいると非難し始めてから、彼女は日本との関係を結び直さねばならないと考えている。



輸出大国であるドイツと日本はドナルド・トランプ氏の「アメリカ・ファースト」(米国第一)政策に立ち向かい、世界の繁栄と多国間の秩序を保証する決意だと、アンゲラ・メルケル氏と阿倍晋三氏は主張した。



しかし、日本が米国に軍事を依存しているため、日本とドイツの貿易協力は限定的なものとなる。米国の制裁下でも欧州企業が対イラン貿易が行うとともに、イラン核合意を保持できるよう欧州の作った小さな仕掛けに、日本は加わることが出来ない。