「東京医大が女子受験生の得点を引き下げてその入学を制限する」(RFI・BBC NEWS JAPAN):阿修羅♪

東京医大が女子受験生の得点を引き下げてその入学を制限する」(RFIBBC NEWS JAPAN):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/social9/msg/855.html









(Japon: une école de médecine baisse la note des femmes pour limiter leur nombre: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20180802-japon-une-ecole-medecine-baisse-notes-femmes-limiter-leur-nombre





日本女性の人権教育





日本:ある医学校が女性の数を制限するためにその得点を引き下げる





記者 RFI





発表 2018年8月2日・更新 2018年8月2日18:28






日本・東京、ある大学の学生たち

RIE ISHII / AFP






東京の名門私立医大東京医科大学が、学生の中の女性の数をより上手に制限するために数年前からその入試得点を改竄していた。読売新聞がこれを報じた。この日本の大新聞は、同大学が文部省高官の子息に入学の便宜を図った疑惑に関与したとされる別の事件を追う中でこの不正を発見した。女性に対するこのような差別は日本の医学界では当たり前の慣行だった。





読売新聞によれば、この東京の医学校が女性の入試得点を引き下げ始めたのは2011年からだった。その前年、試験に合格した女性の数に上昇が認められた。2010年の女性合格者数は志願者の40%を示した。これはその前年の2倍だった。これ以降、この学校は女子学生の割合を常に30%に維持していた。



同新聞が引用したソースによれば、女性は結婚や出産により医師を辞めることがよくある。そのため、大学病院にとっては男性医師の方が役に立つ。



数人の女性医師はこの東京医大の慣行を女性差別だと評している。これは同大学に限った事例でないと彼女たちは付け加える。数十年前から、私立の諸医大では女性に対して入試の得点をかなり厳しく付けていた。医学の学習では男性よりも女性の方が成績が良いだからだ。これらの差別的慣行がなければ、日本では女性医師の数が恐らく優っていただろう。結局のところ、女性医師は子供の出産後に医者を辞めるという主張は誇張である。











(BBC NEWS JAPAN)

https://www.bbc.com/japanese/45054130





東京医大「入試で女性受験生の点数変更」





2018年08月3日







Getty Images

日本メディアの報道によると、東京医大の2018年一般入試で女性の合格者はわずか30人だった






日本で特に高名な医科大学の1つ、東京医科大学が入学試験で女性受験者の得点を改竄(かいざん)していたとの報道が、ソーシャルメディア上で激しい反発を呼んでいる。



日本の読売新聞は2日、東京医科大学が合格者数の女性比率を3割程度に抑えるため、2011年から試験結果を改竄し始めたと報じた。



私立大学の東京医大は、差別に関する報告書を精査するとしている。



インターネット利用者は疑惑について、日本政府に話題の矛先を向けている。日本の安倍晋三首相が職場への女性参加推進に取り組むと表明しているだけに、今回の疑惑は皮肉だと批判する声もある。



発行部数が日本最多の読売新聞が2日、東京医大の入学者数に関する調査報道記事を掲載し、不満の火付け役となった。



報道は匿名消息筋の話として、女性の卒業生が臨床医療の現場に進まないとの懸念から、女性入学者数を減らすという「暗黙の了解」を大学当局が認めていたとしている。



「女子は大学卒業後、結婚や出産で医師をやめるケースが多」いと、この情報源は読売新聞に語った。



得点操作が始まったとされる以前の2010年入試では、合格者数の約40%が女性だった。







Google Street View

東京医大は既に別の不正入試疑惑で捜査を受けている






読売新聞は、今年初めの入試で2次試験の女性合格者数は30人だったと報じている。同年入試で男性の2次試験合格者数は141人だった。



安倍首相がここ数年打ち出している経済政策では、職場への女性参加は日本の重要課題となっており、この報道は全国的に反響を呼んでいる。



日本における女性参加の割合は歴史的に低く、専門職では特に低い。ある研究は、日本の国会議員や幹部公務員、管理職のうち、女性はわずか12.4%との結果を示している。



日本の有名ウェブサイトYahoo! Japanでは、多くの利用者が驚きと怒りを共有した。



3万回近い「いいね」を獲得したあるコメントは、疑惑について「時代遅れだという次元じゃない」とした。



別の利用者は、同大学に対する助成金は取り下げられるべきだと提案した。



東京医大は、文部科学省元高官の佐野太容疑者への贈賄容疑で既に捜査を受けている。同大学は、佐野容疑者の息子の入試点数に加点する見返りに、文科省による私立大学支援事業の対象選定で、佐野容疑者に便宜を図るよう求めた疑いがある。



佐野容疑者は先月逮捕された。容疑を否認しているという。



複数報道によると、今回新たに指摘された性差別疑惑は、贈収賄事件の捜査を通じて明らかになったものかもしれないという。





(英語記事 Tokyo Medical University 'changed female exam scores'





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(投稿者より)



RFIBBCの記事です。誤訳があるかもしれません。容赦下さい。



"En 2010, elles représentaient 40% des candidats, soit le double de l'année précédente." 「2010年の女性合格者数は志願者の40%を示した。これはその前年の2倍だった。」「志願者」でなく「合格者」でしょう。



つまりは「差別をシステム化していた」ようです。その背景として、「医学においては女性の方が男性よりも学業優秀」という事実の露見を医学界が怖れたとのことです。しかし、現代社会においてこれは許されないことであり、ましてやそこは教育機関でこれは入試に係わることです。今回の一件がタダで済むか、様子を見たいです。