「『日台安保対話』呼びかけの顛末」(産経ニュース・フォーカス台湾):阿修羅♪

「『日台安保対話』呼びかけの顛末」(産経ニュース・フォーカス台湾):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/783.html









(産経ニュース)

https://www.sankei.com/world/news/180627/wor1806270007-n1.html





2018.6.27 07:20更新





対中安保「日台で対話を」 台湾の外交部長が異例の呼びかけ 単独インタビュー





台北=田中靖人】台湾の呉釗燮外交部長(外相に相当)は26日までに、産経新聞の単独取材に応じ、「日本と台湾はともに中国の軍事的な圧力と脅威に直面している」と述べ、日台当局間の安全保障対話を呼びかけた。日本と外交関係のない台湾の高官が当局間対話を求めるのは異例。台湾周辺で活発化する中国軍の動向を受け、一歩踏み込んだ。



呉氏は中国の海空軍が近年、西太平洋への進出を「常態化」(中国国防省)させていることを念頭に、「軍用機が宮古海峡を南下すれば台湾、バシー海峡を北上すれば日本への脅威となる」として、日台の安全保障は「密接不可分だ」と指摘し、「日本と安全保障分野での意見交換を望む」と述べた。



米国と台湾の間では安全保障協力が「非常に密接だ」とし、「外交関係の有無を安全保障対話の前提条件にすべきではない」とも述べた。また、日本側が公開での対話を望まないのであれば、「非公開でも構わない」とし、まずは窓口機関を通じた対話でも良いとも述べた。



一方、日本政府が求める福島など5県産食品の輸入解禁は「消費者の信頼回復に台日が(安全性のアピールなどで)協力することが必要だ」と述べるにとどめた。





■呉釗燮氏 台湾・彰化県生まれ。政治大卒、米オハイオ州立大で博士号(政治学)。政治大教授から民主進歩党陳水扁政権で駐米代表などを歴任。2014年から蔡英文党主席(党首)の下で秘書長(幹事長)を務め、16年の蔡政権発足と同時に総統の外交・安保政策諮問機関「国家安全会議」秘書長に就任。総統府秘書長(官房長官)を経て今年2月から外交部長。63歳。











(産経ニュース)

https://www.sankei.com/world/news/180627/wor1806270030-n1.html





2018.6.27 20:57更新





本紙台湾報道に中国大使館申し入れ「強く反対」





在日中国大使館(程永華大使)は27日、同日付の本紙記事「対中安保『日台で対話を』 台湾・呉外交部長 異例の呼びかけ」について「台湾は中国の一部であり、報道は台湾独立を主張するもので、強く反対する」との申し入れを産経新聞に対して行った。



同大使館は、産経新聞が中国総局を開設した際の『一つの中国』の原則と日中共同声明などの精神に沿った報道-という合意に反すると指摘。その上で「中日関係が正常化に向かう軌道の中、両国国民の相互理解の増進に資する報道を求める」と述べた。











(フォーカス台湾)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201806280005.aspx





台湾外相取材の日本メディアに中国大陸が抗議 外交部「受け入れられない」





【政治】 2018/06/28 16:05







外交部の李憲章報道官





台北 28日 中央社)呉ショウ燮外交部長(外相)へのインタビュー記事を掲載した産経新聞に対し中国大陸の在日大使館が抗議を行ったことが27日分かった。外交部(外務省)は28日、中国大陸は日本や台湾の報道、言論の自由に干渉しているとし、このようなやり方は「断じて受け入れられない」と強い不満を示した。(ショウ=金へんにりっとう)



産経新聞は27日付で「対中安保『日台で対話を』台湾の外交部長が異例の呼びかけ」と題したインタビュー記事を掲載。中国大陸の軍事的圧力の高まりを背景に、呉部長が日台当局間の安全保障対話を呼び掛けたと報じた。同日夜、同紙電子版は中国大陸側から「報道は台湾独立を主張するもので、強く反対する」との申し入れが同社にあったと伝えた。



外交部の李憲章報道官は28日、同部の定例報道説明会に出席し、中国大陸のやり方は自由と民主主義の普遍的な価値観を脅かすものだと指摘。このような流れが蔓延するのを阻止するため、理念が近い国々に対して団結を呼び掛けた。





(侯姿瑩/編集:楊千慧)