「トランプ米大統領の日本訪問」(RFIの記事):阿修羅♪

「トランプ米大統領の日本訪問」(RFIの記事):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/17/kokusai21/msg/186.html







(Au Japon, Trump laisse planer la menace d’un affrontement avec la Corée du Nord: RFI)

http://www.rfi.fr/ameriques/20171105-etats-unis-japon-trump-donald-coree-nord-militaire-base-yokota-guerre-menace





米国日本ドナルド・トランプ外交北朝鮮





トランプ氏は日本で北朝鮮と対決するとの脅しを掛ける





記者 RFI





発表 2017年11月5日・更新2017年11月5日15:34








ドナルド・トランプ米大統領とメラニア夫人は日本にある米空軍横田基地の軍人たちに挨拶した。2017年11月5日日曜日。

REUTERS/Jonathan Ernst






ドナルド・トランプ氏のアジア歴訪は好戦的なトーンで始まった。米大統領は日本・東京の西にある横田米軍基地に着くと直ちに数百人の軍人を前に北朝鮮への警戒感を表明した。このメッセージは改めて軍事対決への強い脅しとなった。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





彼のことを治療不可能な精神異常者と見なす北朝鮮に直面して、東京に到着したドナルド・トランプ氏はパイロットジャンパーを身に付けた後で米軍部隊を前に、いかなる国やいかなる独裁者も米国の決意を侮るべきでないと答えた。「過去に私たちを侮った者たちが思い通りになったことはなかっただろう?私たちの国民や私たちの自由や私たちの偉大な米国の旗を守ることでは、私たちは決して譲歩せず躊躇うこともなく気弱にもならない」と、彼は付け加えた。



「私たちは空と海を支配している。そして必要ならば自ら戦い勝利する準備が−いつものように−できている」と、彼は更に語った。日本の共同通信社によれば、ドナルド・トランプ氏はその少し前に、日本は数週間前に自国領土を通過した北朝鮮のミサイルを飛行中に破壊すべきだったと述べていた。





譲歩しない





北朝鮮の核の脅威に直面して、東京でのドナルド・トランプ氏は譲歩を望んでいない。彼の厳しい言葉や警戒心はアジアにおける米国外交の空白を露わにしたと東京のアナリストたちは考える。ドナルド・トランプ氏の言動から考えると、米大統領が虚勢を張る以外には北朝鮮の核の野心を終わらせるための軍事的に可能な解決策は何もないと、彼らは付け加える。



また、ドナルド・トランプ氏はウラジミール・プーチン露大統領と会いたいと表明した。彼はアジア歴訪の中心課題である北朝鮮問題でプーチン氏の支援を得ることを望んでいる。彼はこの歴訪で韓国・中国・フィリピン・ベトナムを訪ねる。ベトナムでは11月4日土曜日にダムレイ台風台風23号:投稿者注]の通過により27人が死亡した。さらに22人がいまなお行方不明だ。強烈な嵐がベトナムを襲ったのは今年2度目だ。40,000人ほどの住民が被害を受けている。







−参考−

ドナルド・トランプ大統領の横田基地での演説(在日米国大使館・領事館)

Remarks by President Trump to Servicemembers at Yokota Air Base (The White House)






President Trump and the First Lady Participate in a Yokota Air Base Troop EventThe White House
(The White House - Youtube)
















(Japon: Donald Trump et Shinzo Abe, en phase sur le dossier nord-coréen: RFI)

http://www.rfi.fr/ameriques/20171106-japon-etats-unis-coree-nord-sud-trump-abe-gel-avoirs-missile-abattre-renconcontre





米国日本北朝鮮ドナルド・トランプ安倍晋三





日本:ドナルド・トランプ氏と安倍晋三氏、北朝鮮問題で意見が一致する





記者 RFI





発表 2017年11月6日・更新 2017年11月6日09:57








ドナルド・トランプ米大統領(左)と安倍晋三・日本首相、2017年11月6日月曜日、東京・赤坂離宮での共同記者会見にて

REUTERS/Kiyoshi Ota/Pool






北朝鮮の脅威に直面して、日本はドナルド・トランプ氏に全面的な支持を与えるとともに、北朝鮮の挑発に備えるために全ての選択肢がテーブルの上にあると考えている。これは安倍晋三氏が2017年11月6日月曜日、東京での首脳会談の後に開かれた共同記者会見で明言したことだ。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





共同記者会見では、平和憲法の国の安倍晋三首相は北朝鮮の脅威に直面して、ドナルド・トランプ氏よりもかなり断固とした様子に見えた。



米大統領は韓国訪問を前にあまり攻撃的な態度を示さなかった。彼はその少し前にも、機会があれば北朝鮮の指導者・金正恩氏といつでも会う用意があるとの言葉を繰り返していた。



安倍晋三氏は日本の同盟国であり保護者でもある米国に印象づけるように、原子爆弾弾道ミサイルの開発を止めるために北朝鮮に対する経済制裁の更なる厳格化に同意するとの考えを述べた。日本は北朝鮮の35団体・個人の資産を凍結すると首相が明言した。





日本は自国領土を通過する北朝鮮のミサイルを破壊するだろう





日本首相は列島の防衛能力を強化したいと考えている。そのため、次回日本の領土を通過する北朝鮮のミサイルは彼が躊躇わずに破壊するだろう。



一方、ドナルド・トランプ米大統領民主党の前任者バラク・オバマ氏が採用した北朝鮮に対する忍耐の戦略が「終了した」と嬉しそうに語った。



米大統領安倍晋三氏の求めに応じて、1970・1980年代に北朝鮮の工作員によって拉致された日本国民の家族の代表と会見した。彼は会見後に、もし北朝鮮が彼らを自由にするなら北朝鮮の核危機の出口探しが容易になるだろうと語った。





→再び読む:トランプ氏は日米間の貿易交渉をやり直したがっている(投稿者による和訳







−参考−

トランプ大統領と安倍首相の共同記者会見(在日米国大使館・領事館)

Remarks by President Trump and Prime Minister Abe of Japan in Joint Press Conference | Tokyo, Japan (The White House)





President Trump Participates in a Joint Press Conference with Prime Minister Abe (The White House - Youtube)















(Trump veut renégocier les échanges commerciaux entre le Japon et les Etats-Unis: RFI)

http://www.rfi.fr/ameriques/20171106-japon-etats-unis-commerce-echange-trump-reciproque-voiture-accord-bilateraux-tpp





米国日本ドナルド・トランプ貿易・為替





トランプ氏は日米間の貿易交渉をやり直したがっている





記者 RFI





発表 2017年11月6日・発表 2017年11月6日11:57








ドナルド・トランプ米大統領が日米のビジネス界の代表者たちに語りかけた。2017年11月6日、東京にて。

REUTERS/Kiyoshi Ota/Pool






東京訪問の2日目、ドナルド・トランプ氏は北朝鮮問題の他に日本との貿易問題に取り組んだ。これはアジアへの長期歴訪中の米大統領にとって大きな懸念の一つだ。日米のビジネス界の代表者たちを前に、彼は日米間の貿易が不公平なので交渉をやり直さねばならないと語った。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





「日本との貿易には自由がなく、相互性もない」と、日本の巨大企業の社長たちの前でドナルド・トランプ氏(投稿者による和訳は言い切った。日本は「数十年間勝ち続けてきた」。彼は、「友好的な形で交渉する」べきだと付け加えた。



昨年、米国の対日貿易赤字は690億ドルに上った−世界の他地域は4050億ドルだった。



「米国で皆さんの自動車を作って下さい、輸出するのでなく」と米大統領は説いた。日本の社長たちは答えた。米国で販売される日本車の75%は現地で生産され、日本企業は米国で850,000人を雇用していると。





2国間協定?





大統領就任後、ドナルド・トランプ氏は直ちに米国を環太平洋自由貿易協定(TPP)から脱退させた。この協定の下に世界貿易の40 % を占めるアジア太平洋地域の11ヵ国は改めて結集し、中国の拡張主義を封じ込めようとしている。



ドナルド・トランプ氏は諸同盟国と2国間協定の交渉を望んでいる。日本はこれを避けたい。米国が自国に有利な形で世界貿易を動かそうとしているのを日本は危惧しているのだ。





→再び読む:日本:ドナルド・トランプ氏と安倍晋三氏、北朝鮮問題で意見が一致する(投稿者による和訳







−参考−

ドナルド・トランプ大統領の日米経済人との会合での発言(在日米国大使館・領事館)

Remarks by President Trump to U.S. and Japanese Business Leaders | Tokyo, Japan (The White House)





President Trump Delivers Remarks to US and Japanese Business Leaders (The White House - Youtube)













(投稿者より)



RFIの記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



トランプ氏は「戦争屋」の勢力を打ち負かして大統領に就任したのでした。彼は米国にとってもはや重荷となった世界覇権を穏やかに手放しつつ国内産業を振興させて国を立て直すことを目標にしています。



安倍氏はトランプ氏の当選直後ニューヨークに立ち寄り自らトランプ氏の当選を祝福しました。更に間もなく、当選早々に米国企業の本国回帰を呼び掛ける最中のトランプ氏を孫正義氏が訪ね、500億ドルの投資と5万人の雇用を約束しました



ここにトランプ氏のグランドデザインを日本が支えるという大枠が浮かび上がったように、私には見えました。実際、その後日本企業は米国への投資を拡大しており、日本の年金基金も米国の株式や債券の購入を続けています。



北朝鮮問題が今回の訪問の最大の課題でした。トランプ氏が本当に望んでいることは北朝鮮に勝利することよりもむしろ同国から米軍の手が離れる状態を作ることです。一方、北朝鮮の目標は民族の生存と自決です。日本は米国と同じ側に立っていますので北朝鮮の脅威をことさらに取り上げていますが、北朝鮮にとって戦後の世界で他国の侵略と政権転覆を繰り返してきた米国の軍事力こそが脅威です。



トランプ氏が強気でいられるのは安倍氏が支えているからでもありますが、安倍氏はトランプ氏と歩調を合わせながらもプーチン氏とのパイプもしっかり保っています。トランプ氏は習氏との会談後にロシアに解決のための支援を呼び掛けました。トランプ氏は10日に直接プーチン氏と会うことになったようです。



「ゴルフと会食だけ」との陰口も聞かれる今回の訪問ですが、大統領は自らの目標に沿って今為すべき仕事を東京で行ったことが記事を読むと分かります。参考の記事もお読みになってみて下さい。