日本:安倍晋三首相が内閣を改造する(RFI):阿修羅♪

日本:安倍晋三首相が内閣を改造する(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/300.html









(Japon: le Premier ministre Shinzo Abe remanie son gouvernement: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20170803-japon-shinzo-abe-remanie-gouvernement-onodera-defense-societe





日本安倍晋三





日本:安倍晋三首相が内閣を改造する





記者 RFI





発表 2017年8月3日・更新 2017年8月3日12:50








小野寺五典・新防衛相、2017年8月3日。安倍晋三首相は国民が愛着を持つ国の平和憲法を見直すことを望んでいる。
REUTERS/Toru Hanai






8月3日木曜日、不祥事によって弱体化し、また、傲慢さを非難されている安倍晋三・日本首相は、2012年12月に政権に復帰して以来最低の水準である30%未満にまで急降下した支持率の回復を期待して内閣を改造した。防衛相には数年前に同職を経験している小野寺五典氏を、日本外交の指導者には米国寄りの改革派・河野太郎氏を、首相はそれぞれ任命した。新しい内閣に女性は2人しかいない。来る2018年の選挙に備え、安倍晋三氏は経験ある人物を周囲に配した。





報告、RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル





彼は国民に子供たちの就学前教育の無償化と自身の政策の長期継続を約束したが、それでも、今回の内閣改造により彼に対する国民の支持が持ち直すことはないだろう。首相は日本の平和憲法を見直すことを望んでいる(投稿者による和訳安倍晋三氏は再び国に交戦権を持たせたいのだ。中国の力が台頭し、北朝鮮が日本の米軍基地にミサイルの雨を降らせると脅していても、日本国民の大部分はいまなお平和憲法を支持している。



獣医学校開設のために友人たちを不正に優遇した事件や大阪の学校に公有地を不法に売却したことの他に、人口の高齢化・流動性を欠く労働力・女性の雇用への障害に直面して5年前に約束した経済・社会改革をなおざりにしていると、国民は安倍晋三氏を責めている。



それでも、首相は来年、自身の保守政党の党首に改めて選出されたいと考えている。国民生活を顧みないという印象をその真偽はともかく彼が与え続けるなら、それはおそらくないだろう。先日の首都の自治体議会選挙(投稿者による和訳での東京都知事による「都民ファースト」運動の圧倒的勝利は叱責の一撃となった。選択肢が与えられたいま、国民もまた既成政党に背を向けている。











(投稿者より)



"son parti conservateur"「自身の保守政党」、「自由民主党」"Le Parti libéral-démocrate (PLD)" と正式な名称をフランス語で書くことは可能ですが、あるいは、その実態は自由も民主も存在しないのでそう書かない、との心かも知れません。



中国が台頭し北朝鮮の脅威が顕在化する中で、リアリストと呼ばれる人たちが対外的な国益を守り日本の実質的な独立を成し遂げるためには安倍氏の続投が最適と考えているのは承知しています。確かに、国際情勢は動いていますので舵取り次第では日本に有利な状況が生まれる可能性はあります。



それでも、いま、権力の私物化により指導者層に集団的なモラルハザードが生じており、そのために民心が離れ始めているという事態の方を私は重視しています。特に、安倍氏は「国民生活を顧みない」"de négliger la vie des gens" だけではなく、皇室をも軽んじ自ら王のように振る舞っています。そのような指導者の下では国民は結束できません。



以下は極端な意見ですが、敗戦以来日本は70余年耐え忍んできました。たとえこれが更に数十年続いても日本は存続するでしょう。存続さえしていれば未来に希望を繋ぐことが出来ます。しかし、安倍氏がこのまま居座れば日本は中から腐ります。腐り朽ち果てた国に再起は不可能です。安倍氏はやはり降りるべきです。