米海軍が南シナ海で「航行の自由」作戦 トランプ政権発足後初(BBC)/外交部、米艦の中国南沙海域進入に強い不満(中国網):阿修羅♪

米海軍が南シナ海で「航行の自由」作戦 トランプ政権発足後初(BBC)/外交部、米艦の中国南沙海域進入に強い不満(中国網):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/367.html







(BBC NEWS JAPAN)

http://www.bbc.com/japanese/40040765





米海軍が南シナ海で「航行の自由」作戦 トランプ政権発足後初





2017年05月25日







Reuters

中国は南シナ海岩礁に大規模な造成工事を行った






米海軍は24日、南シナ海で中国が造成した人工島の付近を通過する「航行の自由」作戦を行った。米メディア各社が報じた。トランプ政権発足後初の作戦実施となる。



匿名の情報筋がメディア各社に語ったところによると、ミサイル駆逐艦「デューイ」が人口島の美済(英語名ミスチーフ)礁から12カイリの海域を航行した。



中国は南シナ海のほぼすべての海域を領海だとしており、周辺国の領有権の主張と対立している。



米国は、国際水域はどこでも通行が国際法上認められていると主張している。



米国は南シナ海の領有権をめぐる対立で中立の立場だが、対立の焦点となっている島の近くに海軍の艦船や航空機を派遣している。米国は一連の行動を「航行の自由」作戦と呼ぶ。



米国はさらに、中国政府が戦略的水域における他国の通行を制限しようとしていると批判している。



中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島に人工島を造成し、軍事拠点化を進めたことで、周辺地域に緊張が生じた。



米中両国は、双方が南シナ海を「軍事化」していると批判。世界的に深刻な影響を及ぼすような対立に発展する可能性が懸念されている。



トランプ政権は北朝鮮の核開発の抑止で中国の協力を得たい考えだが、今回の作戦は両国関係の「とげ」になりそうだ。



米軍は今月18日、中国の空軍機が前日に東シナ海上空で米軍機に異常接近したと明らかにした。米軍によると、米軍機は東シナ海上空の国際空域で放射線を計測していた。



これについて中国は反応していない。中国は過去に、米軍機が中国沿岸部近くの水域を偵察飛行したと非難したことがある。







中国が領有を主張する水域を示す「九段線」(赤点線)と国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく各国の排他的経済水域EEZ、青点線)





(英語記事 South China Sea: US warship sails close to disputed Mischief Reef













(チャイナネット)

http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2017-05/26/content_40900822.htm





外交部、米艦の中国南沙海域進入に強い不満





タグ: ミサイル 駆逐艦 米軍艦 陸慷





発信時間: 2017-05-26 15:46:33 | チャイナネット






外交部の陸慷報道官は25日の定例記者会見で「米国のミサイル駆逐艦『デューイ』が25日朝、中国政府の許可を得ずに中国の南沙(英語名スプラトリー)諸島の島・礁近海に勝手に進入した。中国海軍は法に基づき米艦に対して識別・確認を行い、排除警告をした」と述べた。



陸慷報道官は「米軍艦の行為は中国の主権と安全保障上の利益を損なうものであり、海空の不測の事態を極めて引き起こしやすい。中国側は強い不満と断固たる反対を表明する」と指摘。



「中国は南沙諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有する。中国側は各国が国際法に基づき南中国海で有する航行及び上空飛行の自由を一貫して尊重し、維持している。だが航行と上空飛行の自由を名目として中国の主権と安全を損なおうとするいかなる国に対しても断固として反対する」と述べた。



陸報道官はまた「現在、中国とASEAN諸国の共同の努力の下、南中国海情勢は緩和に向かい、かつ前向きな趨勢を示し続けている。米側の行為は対話・協議プロセスへの重大な妨害であり、他国を損ない自国も利さない」と述べた。(編集NA)





人民網日本語版」2017年5月26日