東芝が6,800人の雇用を削減し、記録的な赤字予想を出す(RFI)；阿修羅♪
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/285.html
(Toshiba supprime 6800 postes et prévoit une perte record: RFI)
http://www.rfi.fr/economie/20151221-toshiba-supprime-6800-postes-prevoit-une-perte-record
日本｜雇用・労働
東芝が6,800人の雇用を削減し、記録的な赤字予想を出す
記者 RFI
発表 2015年12月21日・更新 2015年12月21日18:00
Reuters
月曜日、東芝は記録的な損失と、2016年3月末までに6,800人の雇用を削減することを発表した。消費者向け製品諸部門での人員整理が大規模なリストラ計画に盛り込まれている。
東芝には具合の悪いこととなった。月曜日、この日本のコングロマリットは記録的な年度純損失と来年3月末までに6,800人の雇用を削減することを発表した。このリストラは特にコンピュータ・家電製品・テレビの部門が影響を受ける。発表では人員削減の半数以上がこの分野で実施される。
東芝はインドネシア工場を売却して事業規模の縮小に進む。テレビの生産は日本市場向けのハイエンド製品のみに限定される。世界の他地域では、この消費者向け製品に東芝のマークが付くことがあっても、画面は他社が生産することになる。コンピュータと家電製品については、東芝は他社との合弁を検討する。
会計スキャンダル
つまり、根本的なリストラが始まったということだ。他にも、この日本企業はこの数週間で既に従業員の解雇を始めている。特に、別の計画によって1,200人が自主退職する。
これらの決定は全て、今年春に粉飾決算が発見されてから明らかになったスキャンダルのために急き立てられたものだ。2008〜2014年の間にこの企業の社長3人が純利益が過大になるよう操作し、その額は10億ユーロを上回った。この慣行によりこの企業の一部の不健全な体質が隠蔽された。こうした諸部門について東芝は今後健全化を強いられる。
それでもやはり、これらの改革は多大な費用を伴うことになる。結局、この日本の大企業は40億ユーロを上回る年度損失予想を出すことになった。
（投稿者より）
RFIサイトに掲載された記事ですが、情報をご紹介することが投稿の主旨でないので、今回は「雑談」板に投稿しています。
「東芝のテレビは特別なエンジンを使用しており、画質がよい」、評判は以前から聞いていましたが、経営陣がやらかしてくれたお陰でリストラの矢面に立つことになりました。「ノートブックなら東芝」という評価もあまり聞かなくなりました。尤も、東芝にとって本当のお荷物は原子力部門との話も聞きます。
私は以前非正規で方々の製造ラインに立ってきました。東芝の現場でも働いた経験があります。新しいラインではありませんでしたが、働きやすい環境でいい会社だと思いました。穏やかな社風を感じました。実際、そこで働く方々も穏やかでしたが、ブランドと品質には誇りを持っておられました。今回、そのような方々のいくらかが職を失うことになるはずです。残念なことです。
職権を振り回し会計を弄び会社を傾けるような人たちのことはどうでも良いですが、ブランドと品質を守るために何十年にわたり黙々と働き続け、それでもリストラのために会社を去らなければならない方々には心からのお見舞いを申し上げるとともに、そのような方々の再起が叶いますようささやかながら願っております。
