「日米比・海上合同演習」(イランラジオ日本語・Sputnik日本):阿修羅♪

「日米比・海上合同演習」(イランラジオ日本語・Sputnik日本):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/660.html











(イランラジオ日本語)

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/55757-%E6%97%A5%E7%B1%B3%E6%AF%94%E3%80%81%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E5%90%88%E5%90%8C%E6%BC%94%E7%BF%92%E3%82%92%E9%96%8B%E5%A7%8B





2015/06/22(月曜) 19:11





日米比、海上合同演習を開始









フィリピン、日本、アメリカの海上合同演習が、南シナ海における中国に対する3カ国の協力の拡大を目的に、フィリピン西部パラワン島のプエルトプリンセサで始まりました。





フィリピン・デイリー・インクワイアーとフィリピン・スターのインターネットサイトは、「24日水曜に終了する3日間の演習では、フィリピンの海軍は、アメリカ・日本と共に自らの能力を示す」と伝えました。



フィリピン海軍の報道官は、「この海上合同演習は、日本とアメリカの軍の参加により、これらの軍の相互の協力とフィリピンの海運能力の拡大につながる可能性がある」としました。



フィリピンのアキノ大統領は、6月中旬、4日間の日本訪問で、日本との軍事協力に関する協議の開始に向けた意向を明らかにしました。



この協力は合意に基づき、燃料受給の許可、その他の後方支援、地域における自衛隊の駐留を含みます。



この協定はフィリピン、アメリカ、オーストラリアの間の合意に合致するものです。



中国は4月、アメリカ、オーストラリア、フィリピンの1万1千人以上の軍隊による合同軍事演習の実施に抗議し、それを地域の緊張緩和を妨害するための努力だとしました。
中国と東南アジアの一部地域諸国の南シナ海をめぐる領有権争いにより、この地域では軍事大国が駐留することになっています。これらの大国は、中国と間接的に衝突しようとしているか、あるいはこの地域での自らの足場を固めようとしています。













(イランラジオ日本語)

http://japanese.irib.ir/news/commentaries/item/55792-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%81%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E5%90%88%E5%90%8C%E6%BC%94%E7%BF%92





2015/06/23(火曜) 19:44





アメリカ、日本、フィリピンの海上合同演習(音声)









ガッファーリー解説員





アメリカ、日本、フィリピンの海上合同演習が、22日月曜、フィリピン西部パラワン島のプエルトプリンセサで始まりました。24日まで続けられるこの演習では、この3カ国の海軍が、中国に対して自国の軍事力の拡大を誇示します。





フィリピンのアキノ大統領は、少し前に東京を訪問した際、両国の軍事・防衛協力に関して、日本と協議を始めたい意向を示しました。アキノ大統領の日本訪問は、この演習が始まる前の準備という意味合いを持つものでした。



南シナ海の状況により、アメリカと同盟国の間の協力が必須になっています。日本とフィリピンのアメリカとの南シナ海における海上合同演習は、指摘されたように、南シナ海で、中国に対抗するための協力を拡大する目的で行われています。しかし、中国の政治家は、この演習を、地域の問題や緊張の緩和を妨げるものと見ています。中国は、これ以前にも、アメリカ、オーストラリア、フィリピンによる1万1000人の兵士が参加した合同演習に抗議し、それをアジア・太平洋地域の治安を乱すためのものだとしました。アメリカと韓国、オーストラリア、日本との合同演習について言えるのは、アメリカがこれらの演習を、軍事技術の向上と、同盟国の軍事力の強化を目的にした、数カ国の同盟国の通常の協力に過ぎないとしてることです。アメリカにとって、このような行動は、ごく一般的な協力と解釈されています。しかしその一方で、中国や北朝鮮は、合同軍事演習に向けたアメリカとその同盟国の動機は、アジアに治安面での変化を生じさせており、このような演習は、兵器競争を煽ることになるとしています。



さらにアメリカは、アジアで拡張主義的な軍事戦略を追求しており、同盟国との合同演習の実施は、この目的を果たすために最も適した方法です。アメリカは、中国を抑制し、陸と海での中国の軍事力の強化を遮ろうとしています。東南アジアの一部の国と中国の領土問題を巡る対立を考えれば、明らかに、アメリカが軍事駐留する土台が整うでしょう。



多国間の合同軍事演習の実施は、協力のための最も一般的な歩みですが、アメリカとフィリピンや日本との合同演習が、南シナ海という、問題となっている場所で行われることは、単なる通常の軍事協力として受け入れることはできません。この演習に対する中国の抗議は、アメリカとその同盟国の南シナ海での行動が、軍事演習を超えたものであることを示しています。







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(Suptnik日本)

http://jp.sputniknews.com/politics/20150623/489752.html





南シナ海での米中衝突は避けられない





© AP Photo/ Xinhua, Wang Cunfu





政治





2015年06月23日 21:53






5月半ば、南シナ海で中国ミサイル・フリゲート艦に追跡された米海軍の最新鋭沿岸海域戦闘艦(LCS)「フォースワース」は、ここ数日、米国・日本・フィリピン海軍合同軍事演習に参加している。同戦闘艦のRich Jarrett艦長は、南シナ海で米中艦船の対立は今後も一度ならず起こるだろうと推測した。





この発言は、ワシントンで6月23-24両日行われる第7回米中定例戦略対話と時期をあわせてなされた。この会合では、安全保障、経済、気候変動、人道交流、国際問題など幅広いテーマをめぐり、意見交換が行われる。今や世界を代表する2大国、米中両政府代表による対話交流は、今回一連の問題をめぐり米中間に矛盾が生じている背景の中、行われる。意見が食い違う問題の中には、南シナ海の問題も含まれる。このテーマは、中国と、米国が支持する日本を含めた周辺隣国との間で、領土をめぐる紛争が緊張の度合いを増すにしたがって、ますますアクチュアルなものとなりつつある。この地域の国々が軍事力を拡大していることを、米国政府は深刻に憂慮している。ホワイトハウスは、一方で中国と軍事対決に踏み込むつもりはないものの、他方で同盟国に対する安全保障領域での自分の義務を果たさないわけには行かない。



中国外務省の陸慷(ルー・カン)報道官も、今回の対話を前に「南シナ海の領土問題は、米中相互関係の問題ではないが、我々は、この争いは、米中海軍間の相互関係の面へと移ったと見ている」と述べた。



ロシア・アセアン・センターのヴィクトル・スムスキイ所長は「米中間の対立のエピソードは、ますます頻繁に生ずるだろう」と述べ、米国艦「フォートワース」のRich Jarrett艦長と同じ考え方を示したー



「そうしたエピソードが生じることは避けられない。それは、米中間のライバル関係が長期にわたり続くことからきている。対決の主要な舞台は。現在は東アジアだ。そこには、南シナ海といった痛点がある。



中国や米国のような大国の国益は、存在する矛盾をどうにか解消しようとあらゆる試みをしても、決して完全には一致しないものだ。両国には、高い経済的ダイナミズムが在り、明らかに台頭する中国は,米国にとって問題だ。こうしたすべてのことが、米中関係に影響を与えている。そこでは、協力の可能性を両国に与えるよりも、紛争の種になるものが少なくない。







タグ 中米関係, 米国, 中国