日本の首相のアメリカ訪問(音声)(イランラジオ日本語):阿修羅♪

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http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/580.html











http://japanese.irib.ir/news/commentaries/item/54195-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E8%A8%AA%E5%95%8F





2015/04/27(月曜) 19:50





日本の首相のアメリカ訪問(音声)











ホセイニー解説員



日本の安倍総理大臣が27日月曜から1週間のアメリカ訪問を開始しました。安倍首相はこの訪問を前に、アメリカとの関係強化を強調すると共に、アメリカ訪問の目的は、21世紀の平和の維持と繁栄の実現であると発表しました。





安倍首相は、アメリカのオバマ大統領の会談の議題を、国際問題と、軍事、経済分野における両国の協力の拡大だとしました。



日本国内や地域の批評家の多くは、アメリカと日本の軍事協力に抗議し、中国をけん制するために、地域におけるアメリカの新戦略の実現に日本が参加すること、とくにミサイル防衛システムの配備に協力することは、地域の平和のみならず、世界の安定を脅かすとしています。その一方で、アメリカの議会での安倍首相の演説は、日本の政治家が議会で行う初めての演説と見なされており、今から多くの注目を集めています。というのも、第2次世界大戦の終結70周年に行われるこの演説は、一部の国が犯罪と呼んでいる問題に対する安倍首相の公式な謝罪への期待を高めているからです。地域や世界の人々は安倍首相の正式な謝罪こそが平和尊重の表れだと考えています。



安倍首相がアメリカとの軍事協力の拡大の傍らで戦時中の問題に関して公式な謝罪を控えていることは、地域の人々の怒りを煽っているだけでなく、世界の多くの国の指導者の批判に直面しています。さらに日本国内でも、アメリカと日本の新たな軍事協力に関して深刻な抗議が発生しています。日本の人々、とくに沖縄の住民は日本からのアメリカ軍の撤退を求めていますが、政府はアメリカとの新たな軍事協力に向けて、沖縄沿岸部に新たなアメリカ軍の基地を建設しようとしています。こうした中、ここ1週間、沖縄の人々は沖縄県の行政関係者の支持を受けて、デモを行うことで、沖縄におけるアメリカの新たな基地の建設に反対しており、基地の建設を阻止しています。彼らは沖縄の住民が長年アメリカ軍とその基地の存在に悩まされてきたことを指摘し、アメリカの関係者との会談で住民の懸念が伝えられることを望んでいます。騒音や環境破壊、沖縄の発展が滞っていることは、アメリカ兵による数々の犯罪と共に、この地域の人々を悩ませてきた問題です。このため安倍首相のアメリカ訪問に合わせて、沖縄の住民は抗議デモを行うことで、アメリカ軍の駐留に反対を示しました。



これにより、安倍首相がこれまでのようなアメリカとの軍事協力の継続を主張しているにもかかわらず、日本の人々は戦後70年により、アメリカとの新たな関係を求めています。日本はアメリカの政策に従属する国から、防衛政策の分野で独立した国になることが求められているのです。



日本は敗戦後、アメリカの当時の政府の圧力により、安保条約を締結しました。この条約は今も日本人の肩に重くのしかかっており、日本の外交政策にも影響を及ぼしています。日本の人々は、アメリカはこの条約を口実に、軍事駐留を正当化しているだけでなく、近隣諸国と日本の協力の深刻な障害となっていると考えています。



このことから、安倍首相の1週間のアメリカ訪問と両国の首脳の合意は、中国や韓国などの日本の隣国から注目されているのです。







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