日本政府と過去の過ちへの謝罪(イランラジオ日本語):阿修羅♪

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2015/03/11(水曜) 22:14





日本政府と過去の過ちへの謝罪












ホセイニー解説員





日本の第二次世界大戦での侵略に対する反省や謝罪の問題が、再び提起されています。日本の軍国主義によって多くの犠牲を強いられた中国や韓国などの地域諸国は、日本政府に正式な謝罪を求めていますが、安倍総理大臣はこれまでのところ、謝罪を行っていません。







中国の新聞グローバルタイムズは、10日火曜の記事で、「日本はドイツに学び、第二次世界大戦で近隣諸国に与えた苦痛や損害について心から謝罪すべきだ」と報じました。これ以前にも、中国外務省は、日本政府に対し、第二次世界大戦での日本の侵略を直視し、その責任を受け入れるよう求めました。中国外務省のコウライ報道官は、記者会見で、「中国政府は、日本政府が誠意を示し、過去について正しい決定を下すよう期待している」と強調しました。



今年は戦後70年の節目となり、中国や韓国にとって特に重要な年となっています。



安倍首相は、戦後70年を迎える今年の夏に談話を発表することになっていますが、日本の軍国主義に苦しめられた中国や韓国は、この談話に強く注目しています。中国と韓国に加え、ドイツのメルケル首相も、今週、日本を訪問した際、安倍首相に対し、軍国主義の過去に誠実に向き合い、それを実現するために、近隣諸国と協力するよう求めました。
メルケル首相はまた、「日本は歴史を受け入れること、それが、日本の戦争犯罪に関して近隣諸国と和解するための第一歩だ」としました。しかし、このメルケル首相の発言は、日本政府関係者の反発を招きました。



日本の岸田外務大臣は、10日、メルケル首相の発言について記者団に対し、「日本とドイツでは、第二次世界大戦中に何が起こったのか、どういう状況で戦後処理に取り組んだか、どの国が隣国なのかといった経緯が異なる」とし、「第二次世界大戦後に起こったことに関して、ドイツと日本を単純に比較することは適当ではない」としました。



とはいえ、岸田大臣は、日本がアジア諸国の人々に第二次世界大戦の中で、苦痛と損害を与えたことについては否定しませんでした。



第二次世界大戦で、日本はナチス・ドイツ、イタリアとともに枢軸国を形成し、アメリカ、ソ連、イギリスなどの連合軍と戦いました。日本軍は第二次世界大戦中に、中国、インドネシア、フィリピン、その他の占領下にある地域の人々を殺害するなど、多くの戦争犯罪を行いました。そのため、戦後も、日本と韓国や中国の間には、たびたび、外交的な緊張が起こっています。このことから、戦後70年となる今年、中国や韓国をはじめとする多くの国が、安倍首相が発表する予定の談話に注目しており、安倍首相に対し、この談話の中で、日本の過去の過ちを謝罪するよう求めています。