「日本の衆議院解散」(RFI・イランラジオ日本語):阿修羅♪

「日本の衆議院解散」(RFI・イランラジオ日本語):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/901.html











(Japon: le ministre Shinzo Abe a besoin d'amis: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20141118-japon-shinzo-abe-premier-ministre-besoin-amis/





日本安倍晋三






発表 2014年11月18日・更新 2014年11月18日14:04





日本:安倍晋三首相には仲間が必要だ





記者 RFI





安倍晋三・日本首相、11月18日東京にて。
REUTERS/Toru Hanai






日本では安倍晋三首相は任期半ばの11月18日火曜日、予定された期限を2年残して前倒し総選挙を発表した。経済実績が悪かったため、安倍晋三氏は民衆の支持が必要になった。





報告 RFI日本特約記者、クリストフ・パジェ



安倍晋三氏は火曜日、衆議院を11月21日金曜日に解散すると発表した。目的は、選挙民の信を問うことにある。投票日について首相は言及しなかったが、日本メディアを信じるならば、12月14日になるだろう。



理由は、経済実績が悪かったためだ。第2四半期に既にマイナス1.9%となっていた日本のGDPが、7〜9月には、0.5%のプラス成長というエコノミストたちの予測に反して、さらに0.4%低下したことが月曜日に分かった。





安倍晋三氏にとっての目的:正当性を取り戻すこと



しかるに、安倍晋三氏は経済プログラム「アベノミクス(投稿者によるリンク記事の和訳によって2年前に選ばれた。「アベノミクス」は物価の下落であるデフレと戦い、日本を成長軌道に戻すものと考えられてきた。



この選挙により、達成の遅れている構造改革を実施するための正当性が彼にもたらされると考えて良い。しかし、安倍晋三氏は火曜日、政府財政健全化計画も進めていくと約束した。彼は消費税再増税を2年遅らせると発表したばかりだが、今年4月に行われた最初の増税のために回復の始まりがどれだけ壊されたか、それが大きな問題だ。彼の話では、日本の巨額の債務を削減できるのはこの税だけだ…。



経済状況がどうあろうと2017年に延期した消費税再増税ををさらに延期することはないと、首相は強調した。













(Japon: la chambre basse du Parlement dissoute: RFI)


http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20141121-japon-chambre-basse-parlement-dissoute-shinzo-abe/





日本安倍晋三





発表 2014年11月21日・更新 2014年11月21日08:02





日本:衆議院の解散





記者 RFI





日本の国会議員たちは両腕を天に向けて上げ「万歳・万歳・万歳」(天皇の長寿を祈願する)と唱え、その後、半円形の議員席を離れた。2014年11月21日。
REUTERS/Toru Hanai






政権就任からたった2年、世界第3の経済大国の野心的な再生計画「アベノミクス」に新たな弾みを付けるために、安倍晋三首相は選挙民の信を問うことにした。彼はまた、消費税再増税を延期したいと考えている。1度目の増税のために新たな景気後退が発生したからだ。弱体化した首相は立ち直りを模索しているが、なぜ12月に行われることになる前倒し選挙の実施が彼に必要なのか、国民は理解していない。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル



通常の任期より2年早く、安倍晋三首相は衆議院を解散した−彼の党が安定過半数を有しているにも係わらずだ−。目的は、8%から10%への消費税再増税の延期決定を承認するかどうかを国民に問うためだ。



今年4月に実施された5%から8%への最初の増税のために、2008年以来4度目の景気後退がまた発生した。世論調査によれば、野党に有利となるにも係わらず、消費税増税を2017年に延期するために安倍晋三氏がなぜ衆議院を解散しなければならないのか、国民の65%が理解していない。



財政制度に関するすべての決定は国民生活に強く影響するので、選挙民の承認を得なければならないと安倍氏は答えた。労働市場・農業市場の改革といった受けの悪い構造改革を始める前に、首相は「アベノミクス」(安倍とエコノミクスの合成語)に改めて弾みをつけることを模索している。



福島の事故以来停止している原子炉の今度の再始動を前に、首相は批判者を黙らせるために4年の任期を改めて得たいと考えているのではないかと、野党は疑っている。







日本の衆議院解散の公式発表の後、安倍晋三首相(左)は無表情のままだった。2014年11月21日。
REUTERS/Toru Hanai














(イランラジオ日本語)

http://japanese.irib.ir/news/commentaries/item/49983-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%A7%A3%E6%95%A3





2014/11/21(金曜) 21:54





日本の衆議院解散









ホセイニー解説員







日本で21日金曜、衆議院が解散されました。安倍総理大臣は記者会見で、衆議院の解散と総選挙の実施の理由を、政府の経済政策に関する国民の信を問うことだとしましたが、この解散について国民は納得できないものだとしています。





国民の多くはなぜ安倍首相が任期満了の2年前に、解散総選挙を求めているのかを理解していません。18日と19日に行われた世論調査の結果、63%以上が解散総選挙の正確な理由がわからないとしています。さらに、回答者は安倍首相のこの措置には大義がない、と考えています。このことから、日本の批評家は安倍首相は法的な力を悪用し、国会で野党を排除し、政府の経済政策を推し進めようとしていると見ています。日本では政府が国会で野党が提案する政策に反対すれば、首相は衆議院を解散し、総選挙を行うことができ、選挙で与党が勝利すれば、強固な後ろ盾を持って自らの政策を進めることができます。



安倍首相は2年前、選挙で勝利することで、野望ある経済改革計画を開始し、それはアベノミクスと呼ばれました。アベノミクスの影響で、当初日本のGDP国内総生産)が増加しましたが、再度日本の経済は著しく低迷しました。このため安倍首相は再度経済に刺激を与えるために、10%の消費増税を求めましたが、野党が経済格差の拡大を理由にこの法案に反対しました。こうした反対を受け、安倍首相は今週、来年10月に予定していた消費増税を延期し、「選挙で国民の信を問う」と表明しました。このような表明にもかかわらず、与党は国内での支持率の低下を懸念しています。最新の世論調査によれば、安倍首相の支持率は2012年12月の選挙実施時から最低の数字を示しています。さらに、日本の有権者の3分の1以上が、アベノミクスは失敗したと考えています。



また国民や野党、さらには自民党連立政権を組む公明党も、安倍首相の外交政策に抗議し、対ロシア制裁や沖縄のアメリカ軍基地の問題など、日本のアメリカ寄りの政策の継続は国益に反するものと見ており、この政策に不満を示しています。政府の意向に反して、沖縄の知事選挙では、アメリカ軍基地の県内移設に反対する人物が当選しました。このことから安倍首相は自民党の支持率低下を阻止するため、強敵のいない選挙を実施し、これで与党が勝利すれば、政府の計画をさらに力強く進めることができると言われています。まさにこうしたことを確信しているため、安倍首相は、自民・公明両党が、次の選挙で過半数議席を失えば、辞任すると述べているのです。













(投稿者より)
 


RFIサイトとイランラジオ日本語サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。