日本は2機の新しい監視衛星を軌道に乗せる(RFI):阿修羅♪

日本は2機の新しい監視衛星を軌道に乗せる(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/680.html





(Le Japon place en orbite deux nouveaux satellites de surveillance : RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20130127-le-japon-place-orbite-deux-nouveaux-satellites-surveillance





日本−記事発表:2013年1月27日日曜日−最終更新:2013年1月27日日曜日



日本は2機の新しい監視衛星を軌道に乗せる



記者 RFI





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2013年1月27日、種子島の発射基地から離陸したH2Aロケット

REUTERS/Kyodo






今日1月27日、日本列島南西の種子島基地からH2Aロケットが離陸して数分後、日本は2機の新しい衛星を宇宙に設置した。1機目は北朝鮮の監視を完成させ、同国のミサイルが発射されたときに備えて日本の国土を守ることになる。2機目の衛星は国内の自然災害や原発事故の影響を監視することになる。





報告 RFI東京特約記者、フレデリック・シャルル



日本は今後、新たな核実験を実施すると脅している北朝鮮を、あらゆる角度から念入りに観察することを任務とした5機目の偵察衛星を活用する。



H2Aロケットから放たれたもう1機の衛星は、実験用光学衛星だ。これは実際その時が来れば、地震津波・火山の噴火・原発事故の規模が評価できる。これは夜でも昼と同様に、一辺1mの対象物を見つけることができる。



これが提供する画像は雲の影響を受けない。これはまた、大地震の際に地質プレートの移動を調査したり、津波が発生した時の海面の変化を計測したり、原発事故のために環境に放出された放射性物質の拡散を評価したりすることができる。



この衛星は自然災害の対応を支えることになる。例えば、2011年3月11日に日本で発生した地震の後、村々は他の世界と寸断された。津波があってから3〜4日の間、建物の屋根の上に取り残された人々がいた。その1人が手持ちのアイフォンのおかげで、ロンドンの息子と連絡を取ることができ、息子は東京都に通報し、東京都はヘリを差し向けて、その大災害の被災者を建物の屋根から引き上げたのだった。









(投稿者より)



RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



今回の打ち上げについては、別の方も投稿なさっています。



三菱重工が作ってJAXAが打ち上げたのですから、成功するのは当たり前でしょうが、その過程で、ニュースにもならないような、山のような緻密な作業を経てきたことは想像できます。今回の打ち上げでは、北朝鮮への備えが強化されたということと、特に、災害への備えが強化されたということがポイントでしょうか。



「光学衛星」"satellite optique"の精度はともかく、災害大国日本でこれは使える、というのが記者の見方です。災害用というところが、意外と注目されていない点だと思います。



この記者も震災直後の被災地をご自分の目で見ておられますが、短い文章の中にも被災地に寄り添う姿勢を見せてくださってるのは、有り難いことです。その中で放射能の備えがことさら強調されていますが、安倍氏原発を再稼働を進めるつもりですので、これは仕方がありません。



いずれにせよ、日本で生活する限り地震と台風からは逃げられません。復興経費でバス停を4カ国語表示にしたとか、ドラマの宣伝に流用したとか、くだらない話ばかりが聞こえてきますが、やる以上は実効性のある、キメの細かい対策を期待したいです。