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「復興相の辞任と、その政治的影響」(RFIの記事より):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/11/senkyo116/msg/318.html













(Démission du ministre japonais de la Reconstruction: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110705-demission-ministre-japonais-reconstruction





日本−記事発表:2011年7月5日火曜日−最終更新:2011年7月5日火曜日





日本の復興相、辞任





記者:RFI











日本の松本龍復興相は、就任後たった1週間で辞任した。同氏は、3月11日の地震津波で最も大きな被害を受けた2県の知事を「無能」扱いした。同氏の辞任は、世論調査の支持が最低で、東北地方の復興策を相変わらず何も提示できていない、菅直人首相にとって、新たな手痛い打撃だ。





報告 RFI東京駐在記者フレデリック・シャルル





3月11日の地震津波があってから、岩手・宮城両県の知事の睡眠時間は、1日3〜4時間だ。



福島原発放射能汚染が大きな不安となっている。両県で2万人の住民が死亡・行方不明となっている。東北地方復興の追加予算として、政府はさらに170億ユーロの支出を承認したばかりだが、国会の採決は相変わらずまだだ。



松本龍復興相は両県の知事に、アイディアを持ってこなければ、政府に支援を期待しても何も得られないと語ったばかりだ。アイディアなら、彼らにはある。ないのは資金だ。



被災地は、かつてないほど中央政府に見捨てられたと感じている。政府は、政治家と官僚の権力闘争によって麻痺しており、国の将来についてのビジョンは何もない。福島原発の事故の解決は相変わらず進まず、菅直人政権は最終局面にあり、半世紀以上権力を独占してきた野党は、もはや代替勢力としての体を成していないにもかかわらずだ。











(Japon : la démission du ministre de la Reconstruction est un nouveau coup dur pour le gouvernement: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110705-le-ministre-japonais-reconstruction-demissionne





日本−記事発表:2011年7月5日火曜日−最終更新:2011年7月5日火曜日





日本:復興相の辞任は、政府にとって新たな手痛い打撃だ





記者:バンダン・シズンソン







菅直人首相の国内での人気はますます落ちている。
AFP PHOTO/Toru YAMANAKA






松本龍・新復興相が、2011年3月11日の地震津波の被災地を訪問した際の発言が侮辱と受け取られ、そのために7月5日火曜日に辞任した。同氏の辞任により、菅直人首相はわずかに弱体化が進んだ。





わずか1週間の就任期間で、松本龍氏は傲慢で無関心との印象を残し、住民と野党の怒りを招いた。最も被害が大きかった県の一つである、岩手県の知事に対し、優れた復興策の提案がない市町村は支援しないかもしれないと語った。松本氏は記者会見の席で、乱暴で不快な発言に遺憾の意を示し、大災害の被害を受けたすべての人々に謝った。





与党にとって、新たな手痛い打撃





松本氏は2011年6月27日に復興相に任命されたが、2010年6月に菅直人氏が首相となってから、スキャンダルや不祥事を背景とした大臣の辞任はこれで4例目だ。同氏の後任として、平野達夫氏が任命されたと、官房長官より発表があった。平野氏は被災地である岩手県の出身だ。同氏の前職は、内閣府副大臣だった。



問題は、この最近の出来事が、本質的に、菅首相を脆弱にするということだ。地震津波福島原発危機の対応のために、同首相は世論調査での極めて低い支持率に直面している。菅氏に対する大衆の評価は日に日に低下している。野党(保守勢力)や与党(民主党中道左派)の一部は、同首相の即時辞任を求めている。



国立東洋言語文化研究所の政治学准教授、ギブール・ドラモット氏は、与党内部で権力抗争が起きている疑いがあり、菅政権は大きな困難にあると指摘している。早稲田大学加藤哲郎教授の見解では、「国の最も重要な地位に、最も不適格な人物を就けた」という事実が「日本の政治が荒廃した状態にあることを示している。」同教授によれば、菅首相自身が辞任すべきだ。最終局面にある菅政権にとって、この最近の出来事は大きな政治的失敗だ。





菅氏の辞任は8月末か?





菅直人氏は、復興のための第2次補正予算案・国債発行法案・再生可能エネルギー活用法案の3法案を国会で成立させた後に、退任する可能性を示唆している。大災害の被災者を支援するための第2次補正予算案は2兆円(170億ユーロ)規模に及び、火曜日に政府の承認を得て、7月中旬に国会に提出される予定だ。4兆円(340億ユーロ)規模の第1次補正予算は、5月初めに国会で成立した。

アナリストたちは、菅首相の退任は特別国会が終わる8月末頃と見ている。そうなれば、民主党(PDJ、中道左派)は菅直人氏の後継となる新代表の選出を進めるだろう。代表選出後、その人は国会から首相に指名されるだろう。











(投稿者より)



フランスRFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。



達増・村井両知事の睡眠時間までは存じ上げませんでしたが、上の記事では、東京と被災地の両方に目配りしながら、東京の記者は筆を進めています。下の記事もやはり簡潔ですが、日本の現在の政治情勢がうまくまとまっていると思います。



松本氏辞任の真相は私には測りかねますが、同氏は去年10月、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の議長を務めています。あれだけの大きな国際会議を仕切った政治家は、民主党には他にいないはずですが、先進国と発展途上国の対立を収めて、名古屋議定書をまとめ上げた手腕について、誰も何も言わないのが心に引っかかっています。