「福島原発では、汚染された水を太平洋に捨てている」(RFIの記事より):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/267.html







(Le nord du Japon toujours dans une situation dramatique: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110329-le-nord-japon-toujours-une-situation-dramatique-0





日本

記事発表:2011年3月29日火曜日

最終更新:2011年3月29日火曜日






北日本では悲劇のような状況が続いている





RFI







この被災者は自宅の瓦礫の上で洗い物をしている。2011年3月28日
REUTERS/Damir Sagolj






危機管理を批判されている、日本の菅直人首相は、2011年3月29日、福島第一原発内部では、状況は依然として予測不可能という認識のもとで、政府は活動を続けていると発言した。微量のプルトニウム原発の土壌から検出された。この原発を設置した東京電力は、放射能漏れが増加しているにもかかわらず、人々を安心させる話ばかりをしている。





RFI特約記者フレデリック・シャルル、仙台からの報告





福島の原子炉の事態が悪化し、発電所は、汚染した水を太平洋に廃棄し続けなければならない。独立の専門家によると、放射能の水準は依然として高い。



原子炉を冷却させるために、不眠不休で海水を放出したために、発電所では汚染した水を保管することがこれ以上できなくなっている。汚染した水を蓄えるためのタンクは満杯だ。水の一部はあふれており、また、放射性の水が海に廃棄されている。



この一週間以上、放射能に汚染されたこの水を処置する能力がない東京電力は、監督官庁に通知しないまま、水を廃棄していた。あるいは、東京電力がいままで水を廃棄していたのを、監督官庁は放置していた。



それというのも、福島原発の運営会社である東京電力に、この汚染された水を保管する能力も、処置する能力もないと、当局は評価しているのだ。





北日本のモノ不足





この地域では、食糧、生活必需品、電気、暖をとるための灯油がずっと不足している。どの店でも、棚は空っぽだ。これを見ると、全てが配給制だった、共産党政権下のモスクワにいるような印象を持つだろう。



北日本の経済は行き詰まっている。それでも、被災者たちは大いなる勇気を示し続けている。絶望していたら、勇気を示すことはできない。



他方では、いま、食糧不足に脅かされているこの国で、無能な政府と官僚機構に対する反抗が、すでに始まっているかも知れない。













(L’eau radioactive de la centrale de Fukushima contamine les sols et l’océan Pacifique: RFI)

http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110330-eau-radioactive-centrale-fukushima-contamine-sols-ocean-pacifique





日本

記事発表:2011年3月30日水曜日

最終更新:2011年3月30日水曜日






福島原発の放射性の水が、土壌や太平洋を汚染している





RFI






福島原発に由来する数々の放射性生成物が太平洋に流されている
REUTERS/Kyodo






日本当局は、福島原発から放出される放射能を削減するために、あらゆる手段を試みている。日本の報道によれば、損壊した3基の原子炉をシートで覆うことを検討したり、汚染した水を排出するためにタンカーを利用することを考えたりしている。2011年3月30日水曜日、土壌に染みこんだり、太平洋に放出した水から、平常の3000倍の濃度の放射能が記録された。





RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルからの報告





20日目にして、福島原発の技術者たちは最悪の事態である、原子炉内の核の連鎖反応をを回避させた。これを行うために、発電所は、ヨウ素セシウムなど、数々の放射性物質を放射性物資を太平洋に廃棄するしかなかった。



発電所は、原子炉を冷却するために、不眠不休で放水を続けた。発電所では、放射能に汚染された水を保管することが、これ以上できなくなっていた。排水を受け入れる貯水タンクはあふれている。



原子力安全・保安院の高官の一人、西山英彦氏は、この放射性の水が人体に及ぼす潜在的な影響を、過小評価している。「福島地域の住民は避難しており、この地区では漁は行われていない。太平洋に放出された放射能は、潮流の働きによって薄められる」と、同氏は語った。



別の専門家は、この放射能は、発電所周辺の海洋生物に、持続的な影響を及ぼす危険があると強調する。











(投稿者より)



フランスRFIサイトに掲載された記事を2本、投稿いたします。発言部分は、テキストから直接日本語に直しています。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。



政府も東電も発表していない内容が、一人のジャーナリストから全世界に発信されていることを問題視する方がおられるかもしれません。「東電は放射能で汚染された水を海に捨てていた」と報道している日本メディアは一つもありませんし、もし、これが本当なら、大問題となるでしょう。



もっとも、土壌に飛散したプルトニウムの数値について、発表の単位をベクレル毎平方メートルをキログラム毎平方メートルに改竄した値を発表する会社と、それを全く問題視しないマスコミですから、問題が問題にならないのかも知れません。





東京電力はまた偽装統計を発表か? 発表の土壌Bq/kgってどういうこと?普通はBq/m^2だろう?:阿修羅♪掲示板)

http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/208.html





福島原発の3号機が爆発したとき、そこから発生した雲がキノコ雲であることは、誰の目から見ても明らかでしょう。



どの事象も、そこに目を向けなければ問題として認識されない。だから、対策として、目を背ける。そのような組織は確かにあります。誰でもいくつかは知っているでしょう。



この在日30年のスイス人記者は、政府や東電が発表しない情報を、別のネットワークから入手している可能性があります。



いずれにせよ、人の話は鵜呑みにしないことです。福島原発の状況については、IAEAや海外の諸機関は独自に調査していますので、事実はいずれ明らかになるでしょう。



私が住む東海地方の街でも、スーパーでは、いくつかの製品が棚から消えています。また、よく分からないのですが、自動販売機からコーンスープが消え、ドラッグストアから使い捨てカイロが消えたのは、季節の影響でしょうか、震災の影響でしょうか。



いずれにしても、西山英彦、ひどい男ですね。誰が育てたのでしょうか?







※2017.4,8 訳文を見直しました。