日本では、米軍基地問題が権力者たちを困惑させている(RFI):阿修羅♪

http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/678.html





(Au Japon, l'affaire des bases américaines embarrasse les autorités: RFI)

http://www.rfi.fr/ameriques/20100724-japon-affaire-bases-americaines-embarrasse-autorites





日本/米国

記事の発表:2010年7月24日(土)

最近の編集:2010年7月24日(土)






日本では、米軍基地問題が権力者たちを困惑させている





RFI







沖縄の米軍基地に反対して東京で行われたデモ、2010年5月14日。AFP / Toru Yamanaka





在日米軍基地は今も相変わらずに論争の的となっているが、日本の領土にある米軍の存在に対する国民の反感は増すばかりだ。しかし、現職の総理大臣・菅直人には有権者を怒らせるリスクを冒してでも同盟国との対決を始める考えはない。沖縄の米軍基地移転問題が鳩山由紀夫前首相を降板に追い込んだだけに、日本政府は一層困惑している。





RFI東京駐在記者、フレデリック・シャルルの報告





先日の参議院選挙での民主党敗北後、普天間集落の中心に位置する米軍のヘリコプター基地を、沖縄北部の自然が保護された入り江に移転させる問題について、ワシントンと結んだ協定を沖縄住民に押しつけるには、日本の菅直人首相はあまりにも政治的に弱いことを、アメリカは理解し始めている。



アメリカ側は、沖縄北部・普天間基地の移転について2006年に日米で結ばれた協定に従い、2014年までに8千人の海兵隊員を沖縄からグアムに移動させることをやめた。



この普天間基地問題のために、鳩山由紀夫前首相はすでに退任という対価を払った。もし、2006年の合意が定められた期限までに遵守されることに米国がこだわれば、その後継者である菅直人も同じ運命を受け入れるリスクを負う。



菅直人はこの問題を忘れさせようと消費増税を打ち出したが、これが理由の一部となり参議院選挙に敗北した。











(投稿者より)



フランスの国際ラジオ放送・RFIのウェブサイトに掲載されたニュースです。表現が直裁なので投稿しました。語学はヘタなので、誤訳があるかもしれません。ご容赦ください。







※2017.8.20 訳文を見直しました。